木下 昂也(Koya Kinoshita)
2022年3月7日2 分
写真:Haras Don Alberto(@HarasDonAlberto)
https://twitter.com/HarasDonAlberto/status/1500587651404992512
3月6日にチリのサンティアゴ競馬場で行なわれたGⅡコロナシオン・パブロ・バラオーナ(芝2000m - 3歳)は、ハイメ・メディーナ騎乗の1番人気ネヌファルアスール(Nenúfar Azul)が、最後方追走から直線いっきの追い込みで6馬身差の完勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは2分1秒40。2着には同馬主の③ススピラミアモール(Suspira Mi Amor)が入り、3着は逃げて盛り返した①ルブラン(Leblanc)だった。
ネヌファルアスールは父ルッキンアットラッキー、母ナディエコモエージャ、その父ロックオブジブラルタルという血統の3歳牝馬。2018年7月18日にチリのドン・アルベルト牧場で産まれた。
2月6日にバルパライソ競馬場で行なわれたGⅠエル・デルビー(芝2400m - 3歳)を優勝し、牝馬によるダービー制覇を達成した。しかし、直線で斜行がありながらも勝利を認められたという疑惑の判定だったため、周囲から批判の声が多く聞かれた。今回はそんなモヤモヤを吹き飛ばす鮮やかな追い込みだった。通算成績は10戦3勝(重賞2勝)。
次走については未定である。4月2日のGⅠラティーノアメリカーノには出走しない。先日アメリカに移籍した僚馬イナダマス(Y Nada Más)の後を追ってアメリカに移籍するのではないかと見られている。
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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