
観光客不足によりバングラデシュの馬が餓死している
バングラデシュでもっとも有名な観光地で、わずか1ヶ月の間に20頭以上の馬が餓死したと、日曜日に馬の所有者たちが明らかにした。1億6800万のバングラデシュ国民が、コロナウイルス感染拡大の新たな波と戦っている。馬主たちによると、コックスバザール海岸でホーストレッキング用として繋養さ

シャフリヤールがゴール板でエフフォーリアを交わし、日本ダービーを勝利した;サトノレイナスは良い走りを見せた
日曜日、シャフリヤールが東京優駿で大きな驚きを与えた。圧倒的1番人気に支持されたエフフォーリアをわずかにハナの差で下し、同馬の無敗にピリオドを打ったのである。同レースにはアルゼンチン産馬バラダセールの娘である3歳牝馬サトノレイナスも出走し、勝ち馬から1 1/4馬身離された5着に敗

レフィナードトム:クローン化されたチョコレート好きな3冠馬
1993年の冬、アルゼンチンは過去30年で最悪という記録的な寒さに見舞われた。地面も凍りついた8月28日の早朝、首都ブエノスアイレスの25・デ・マヨ地区にあるラ・ビスナーガ牧場でレフィナードトム(Refinado Tom)は産まれた。このときは誰しも、どんな楽観的な人物でさえも、

ダニエルブーンがドン・テオ牧場で種牡馬入り
2017年の2歳GⅠモンテビデオを優勝したローマンルーラー産駒のダニエルブーン(Daniel Boone)が、2021年からアルゼンチンのドン・テオ牧場で種牡馬入りすることになった。ダニエルブーンは2014年9月27日にアルゼンチンのバカシオン牧場で産まれた。父ローマンルーラー、

アグネスゴールド産駒のジャネールモネイがアメリカに移籍
地球の裏側から、日本の競馬ファンをワクワクさせるニュースが飛びこんできた。4月11日、ガヴェア競馬場で行なわれたブラジル(カリオカ)牝馬3冠競走の最終戦にあたるGⅠゼリア・ゴンザーガ・ペイショット・ヂ・カストロ(芝2400m)を優勝し、4年ぶり、無敗としては23年ぶりにブラジル牝

【紹介】サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場 2019年産馬セール
6月25日にブラジルのセールサイト "APPS" で開かれる『サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場 2019年産馬セール』のカタログが発表された。サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場といえば、2015年のGⅠブラジルを優勝したバローロ(Barolo)や、今年無敗で牝馬3冠を達成したアグネスゴールド産

シーキングザダイヤ産駒のパシエレがチリGⅡを優勝
5月24日、チリのサンティアゴ競馬場でGⅡカルロス・カンピーノ・L(芝1800m - 3歳以上牝馬)が行なわれた。GⅠポージャ・デ・ポトランカスを勝ったアラスカンクイーン(Alaskan Queen)、重賞馬フレッチャロサ(Freccia Rosa)とパシエレ(Pashiere)

ソダシには距離が長すぎ、栄冠はユーバーレーベンの手に
パーティーは準備万端だった。女王ソダシは日本のオークスにあたる優駿牝馬で無敗ロードを歩み続け、世代最強牝馬としての地位を確固たるものにするはずだった。しかし、この白毛馬は距離の壁に阻まれて8着に敗れ、さほど抵抗することなく主賓席を明け渡した。代わりに座ったのはユーバーレーベンだっ

メキシコ競馬の歴史が動いた日:女性騎手限定競走の開催
2021年5月22日はメキシコ競馬にとって歴史的な1日となった。それは世界で活躍するような強い馬がデビューしたからでも、Covid-19の影響による長い無観客開催に終止符が打たれたからでもない。78年にもおよぶ同国ラス・アメリカス競馬場の歴史において、史上初めて女性騎手限定競走が

モッソロー賞の発表は8月14日
ブラジル・スタッドブックは、今年のモッソロー賞を8月14日に開催すると発表した。モッソロー賞はブラジル版のJRA賞にあたる。昨年はCovid-19の影響で開催日程が乱れたため選出が中止となった。今回は2019年以来2年ぶりの開催となる。対象となるのは2020年7月1日から2021

エル・パライソ牧場がダンシリ産駒のムータサディールを導入
アルゼンチンの競馬メディア『トゥルフ・ディアリオ(Turf Diario)』によると、アルゼンチンのエル・パライソ牧場が、2018年のGⅢリクルート・アイランド・ダイヤモンドSを優勝したムータサディール(Mootasadir)を今年から種牡馬として導入する。同馬の所有者であるシェ

サンパウロGⅠデー、名手と新星の共演
5月14日から16日にかけて、ブラジルのサンパウロにあるシダーヂ・ジャルディン競馬場でGⅠ5つ、GⅡ1つ、GⅢ1つの計7重賞が開催された。今回は各レースの結果をまとめると共に、このGⅠデーで興味深かった点について述べる。

米GⅠ2勝のブラジル産馬レダットーレが死去
ブラジル・スタッドブックによると、アメリカGⅠを2勝するなど活躍し、種牡馬としても多くのGⅠ馬を輩出したブラジル産馬レダットーレ(Redattore)が、ブラジルのパラナ州で病気のため亡くなった。25歳だった。レダットーレは父ロワノルマン、母ポリティカルイントリーグ、その父デピュ

アルゼンチンの名種牡馬ピュアプライズが死去
アルゼンチンの競馬メディア『トゥルフ・ディアリオ(Turf Diario)』によると、ラ・プロビデンシア牧場で繋養されていたピュアプライズ(Pure Prize)が、5月15日に脳卒中による健康状態悪化のため亡くなった。23歳だった。

サンパウロGⅠデーを展望
5月14日から16日にかけて、ブラジルのシダーヂ・ジャルディン競馬場でGⅠデーが開催される。14日にはジュリアーノ・マルチンスとジョアン・セシーリオ・フェハスという2つの2歳GⅠが、15日には牝馬限定GⅠO.S.A.F.と1000mのGⅠA.B.C.P.C.C.が、そして16日に

南米競馬オタクがPOG2021でガチで指名する南米牝系馬
初めに断っておきます。筆者はこれまでPOGでロクな成績を残していません。いつも真剣にやってるんだけどなぁ。南米関連の馬しか指名しないのがいけないのかな。したがって、『南米競馬オタクがPOG2021でガチで指名する南米牝系馬』なんていう大それたタイトルを掲げましたが、こんな疫病神が

マルペンサの息子が27ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾る
2019年2月以来の出走となったサトノジェネシスは、東京競馬場の芝2000mでこれ以上望めない素晴らしい形で復帰した。通算成績は4戦3勝である。

【結果】ラ・プロビデンシア牧場 2019年産馬セール
5月9日、アルゼンチンの"ARG SALES"にて、『ラ・プロビデンシア牧場 2019年産馬セール』が開催された。シティースケープ、フォーティファイ、フルマスト、スーパーセイヴァーの産駒を中心に34頭が上場された。

ヌーソーカナリアス:「誰がこの馬の価値を決められるというのだ?」
スペインの最強馬は誰か? ヌーソーカナリアス(Noozhoh Canarias)である。それ以外の答えは認められないし、認められるべきでもない。もしヌーソーカナリアスと答えなければ、それはスペイン競馬を知らないか、人と違うことを言って目立ちたいだけの面倒な人間である。

フアン・エウヘニオ・エンリケス騎手、落馬事故により死去
ペルー競馬から悲しいニュースが入ってきた。5月7日のモンテリーコ競馬場1R(芝2000m)にて、1番人気のコモカニョン号(Como Cañón)がゴール直前で左前脚を骨折し、騎乗していたフアン・エウヘニオ・エンリケス騎手(Juan Eugenio Enríquez)が落馬した。ト