• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

【紹介】サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場 2019年産馬セール

 6月25日にブラジルのセールサイト "APPS" で開かれる『サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場 2019年産馬セール』のカタログが発表された。サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場といえば、2015年のGⅠブラジルを優勝したバローロ(Barolo)や、今年無敗で牝馬3冠を達成したアグネスゴールド産駒のジャネールモネイ(Janelle Monae)などを輩出した、ブラジル競馬を代表する生産牧場である。


 今回上場されるのは36頭の2019年産馬である。ハットトリック、ドロッセルマイヤー、タイガーハート、コーティアーなどの産駒がいる。カタログは こちら から閲覧・ダウンロードできる。以下、注目馬をピックアップした。



上場番号4番 レスチ(Leste) 牡

父ハットトリック、母ラガニャドーラ、その父クリムゾンタイドという血統。サンデーサイレンス系にクリムゾンタイドという組み合わせは、2020年のブラジル・ダービー馬アブダビ(Abu Dhabi)と同じである。半姉に2015年のGⅠエンヒキ・ポソーロの勝ち馬で、現在は日本で繁殖牝馬として繋養されているジャニュアリージョーンズ(January Jones)がいる。もう1頭の半姉イエラルキア(Hierarquia)もウルグアイ重賞の勝ち馬。



上場番号5番 ラストロング(Last Long) 牝

父タイガーハート、母ジャストラッキー、その父スペンドアバックという血統。半姉には2021年にブラジル牝馬3冠を無敗で成し遂げた名牝ジャネールモネイ(Janelle Monae)がいる。兄姉には他にも、GⅠABCPCCを勝ったアンクルトム(Uncle Tom)、GⅡ馬グランクリュ(Grand Cru)、GⅢ馬ポルトゥーガ(Portuga)と、活躍馬がずらりと並ぶ。



上場番号10番 ラトスカーナ(La Toscana) 牝

父ケンタッキアン、母アントネッラベイビー、その父アグネスゴールドという血統。母アントネッラベイビー(Antonella Baby)は2013年のGⅠエンヒキ・ポソーロを含む重賞3勝をあげ、父アグネスゴールドに初のGⅠタイトルをもたらした。近親にはGⅡ馬セレレーピ(Serelepe)、GⅢ馬ボーセジュール(Beausejour)がいる。



上場番号11番 ラダリオ(Ladario) 牡

父ハットトリック、母ノッティングトゥモロー、その父アラゴンという血統。半兄ジャクソンポロック(Jackson Pollock)は、2020年に2歳GⅠジョッキークラブ・ブラジレイロを優勝した。母母ノッティングヒル(Notting Hill)はアメリカ産馬で、ブラジルGⅡとGⅢを1勝ずつした。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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