• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

【結果】第6回TBSインターナショナル・セール

 4月15日から17日にかけて、ブラジル最大のセリの1つである『第6回TBSインターナショナル・セール』が開かれた。2019年産馬が3日間で135頭が上場され、そのうち81%が取引された。上場された馬の一覧は こちら から閲覧できる。


 ブラジル競馬メディア『ハイア・レヴィ(Raia Leve)』によると、最高額となる37万2000レアル(725万円)の値がつけられたのは、上場番号7番クオーレディグローリア(Cuore Di Gloria)。父サムオブザパーツ、母ニューハンプシャー、その父パンクという血統の牝馬である。母はGⅢの勝ち馬。半兄クアルテートヂコルダス(Quarteto De Cordas)は、2018年にブラジル最大のGⅠ競走ブラジルを優勝し、2017/2018シーズンの年度代表馬に選出された。落札したのはRBCインターナショナルで、アジアに輸出されるとのことである。


 2番目となる17万8000レアル(347万円)で落札されたのは、アグネスゴールド産駒のオリンピックメッシ(Olympic Messi)である。半兄オリンピックアイスクリーム(Olympic Icecream)はリステッド競走の勝ち馬。近親には2007年のGⅠマチアス・マッハラインを勝ったアトロマーレス(Quatro Mares)などの活躍馬がいる。また、父アグネスゴールド、母父ノーザンアフリートの組み合わせは、今年のGⅠフランシスコ・エドゥアルド・ヂ・パウラ・マシャードの勝ち馬クーロエカミーリャ(Culo E Camicia)と同じである。この馬はウルグアイのウルインポルタに購入され、ウルグアイでデビューすると思われる。


 日本との繋がりで言えば、上場番号117番ハットトリック産駒のフアンカバジェーロ(Juan Caballero)にも触れておく。11万6600レアル(227万円)という落札額は、全体の第5位にあたる。母カジェディローサは7勝をあげた。牝系図には、2016年に米GⅠマザー・グースSを勝ったオフザトラックス(Off The Tracks)の名がある。落札者はタタ・フアンなので、この馬もウルグアイで走ることになるだろう。


 種牡馬別の平均落札額を見ると、アグネスゴールドが平均10万1250レアル(197万円)で首位に輝いた。現ブラジル・リーディングサイヤーなので、これは当然の結果である。注目すべきは、平均10万333レアル(196万円)で2位になったサムオブザパーツである。2019年産馬が初年度であり、最初の世代からこれだけの値がつけられるとは、期待されている証だろう。なお、ハットトリックは平均6万レアル(117万円)で8位だった。


【落札額トップ10】

・Cuore di Gloria (Sum Of The Parts) 372,000BRL

・Olympic Messi (Agnes Gold) 178,000BRL

・Capo Bene (Sum Of The Parts) 145,000BRL

・Leopard (Put It Back) 129,600BRL

・Juan Caballero (Hat Trick) 116,600BRL

・Jewel Jeannie Lamp (Drosselmeyer) 113,400BRL

・Real Deal (Tiger Heart) 105,000BRL

・Teen Spirit (Drosselmeyer) 97,200BRL

・Cuore Vincentore (Sum Of The Parts) 97,200BRL

・Olympic Maryland (Agnes Gold) 89,100BRL


【種牡馬別平均落札額トップ10】

・Agnes Gold 101,250BRL

・Sum Of The Parts 100,333BRL

・Put It Back 99,375BRL

・Drosselmeyer 97,500BRL

・Forestry 70,500BRL

・Tiger Heart 62,250BRL

・Courtier 55,000BRL

・Pioneering & Hat Trick 60,000BRL

・Vettori 48,375BRL

・War Secretary 48,000BRL


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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