• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

これがスペイン競馬だ!オススメレース5選

第5位 極悪馬場での名勝負


2019年8月18日 サン・セバスティアン競馬場5R

カテゴリーA競走 トゥリスモ・ゴビエルノ・バスコ(芝1600m)


※スペインのレースはカテゴリーA,B,C,Dの4つで分けられる。GⅠ競走に相当するのがカテゴリーA競走となる。


サン・セバスティアン競馬場は難コースとして知られている。不規則な坂、きついコーナー。加えて、雨が降ると泥だらけの不良馬場になる。降りしきる雨の中、1番人気のオレンジの勝負服⑦オリエンタル(Oriental)と、3番人気の緑の勝負服⑥ノライ(Noray)が直線で激しい叩き合いを演じた。



第4位 39年ぶりの3冠馬誕生


2014年11月30日 サルスエラ競馬場5R

カテゴリーA競走 ビリャメホール(芝2800m)


スペインの3冠競走はシメーラ(2000ギニー)、ビリャパディエルナ(ダービー)、ビリャメホール(セントレジャー)で争われる。2014年、①アルカイツ(Arkaitz)が1975年ドゥアルシー以来39年ぶり2頭目となるスペイン3冠を達成した。


※1962年にトカーラという牝馬がバルデラス(1000ギニー)、ベアモンテ(オークス)、ビリャメホール(セントレジャー)を制して牝馬3冠を達成しているが、これを3冠とカウントするかは微妙なところ。



第3位 名手の神騎乗


2019年6月9日 サルスエラ競馬場3R

カテゴリーD競走 セルティック・ロック(芝1600m)


ボルハ・ファヨスはスペイン通算600勝を数える名手である。アストロノート(Astronaut)で制したこのレースは、通常のレース映像では内を抜けてきただけに見える。しかし、上空からの映像では彼の技術の高さがうかがえる。スペイン競馬には様々な国、主に競馬が盛んではない国のトップジョッキーが集まっているため、騎手のレベルが高い。



第2位 No.1アイドルホース


2016年9月8日 サルスエラ競馬場5R

カテゴリーA競走 クラウディオ・カルデル(芝1600m)


スペイン競馬史上もっとも強い馬は誰か? そう訊かれても答えに困る。しかし、スペイン競馬史上もっとも人気のある馬は誰かと訊かれれば、ヌーソーカナリアス(Noozhoh Canarias)だと即答できる。スペイン産馬ながらヨーロッパの一流馬と互角の戦いを演じたアイドルホースが、母国のマイル王決定戦で実力の違いを見せつけた。



第1位 史上初、女性騎手によるグランプリ制覇


2020年9月13日 サルスエラ競馬場5R

カテゴリーA競走 ドゥケ・デ・アルブルケルケ(芝2000m)


フランス語のグラン・プリは、スペイン語でグラン・プレミオという。約100年におよぶスペイン近代競馬史において、女性騎手がグラン・プレミオとつけられた競走を制したことは一度もなかった。しかし2020年、ニエベス・ガルシーア騎手によってついに歴史が動いた。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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