• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アルゼンチンDNA:マルアコストゥンブラーダの娘がレコードタイムでGⅢを、ラリズの息子がGⅡを勝利した

"ADN argentino: una hija de Malacostumbrada ganó un G3 en tiempo récord y otro de La Liz, un G2"

https://elturf.com/noticias-ver?id_articulo=33045

最終閲覧日:2021年3月1日



阪急杯に出走したレシステンシアはスタートからゴールまで主導権を握り、阪神競馬場芝1400mのレコードタイムを樹立した。同馬は2019年にも阪神競馬場のマイル戦でレコードを出している。また、ヒシイグアスは芝1800mのGⅡ中山記念を優勝した。


 アルゼンチンの名牝マルアコストゥンブラーダの娘である4歳牝馬レシステンシアは、GⅢ阪急杯を1分19秒20という阪神競馬場芝1400mのレコードタイムで制した。レシステンシアがレコードタイムを樹立したのは2度目のことであり、1度目は今からおよそ1年半前の2019年に阪神競馬場芝1600mで行なわれたGⅠ阪神JFで達成した。


 アルビセレステ(水色と白の意味:アルゼンチンの愛称)遺伝子の重賞勝利はもう1つ訪れた。ヒシイグアスが中山競馬場で行なわれたGⅡ中山記念でケイデンスコールの追い上げをクビ差しのいで優勝したのである。これでヒシイグアスは計6勝のうち4勝を中山競馬場であげ、5歳になってからは重賞連勝と波に乗っている。ヒシイグアスはラ・ケブラーダ牧場が生産した名スプリンター、ラリズの産駒である。


 レシステンシアに関してさらに述べる。2019年はGⅢファンタジーSを含む3戦3勝でJRA最優秀2歳牝馬に選出された。しかし、昨年は日本1000ギニーとNHKマイルCという2つのGⅠ競走で2着に入ったものの、勝ち星をあげることはできなかった。これまで計8戦し、獲得賞金は2億4972万1000円にもおよぶ。これは米ドルに換算すると約230万ドルである。生産はノーザンファーム、馬主はキャロットファーム、松下武士調教師の管理馬で、主戦騎手は北村友一。


 レシステンシアの母マルアコストゥンブラーダは、パレルモ競馬場のGⅠヒルベルト・レレーナとサン・イシドロ競馬場のGⅡフアン・ショーの勝ち馬である。繁殖牝馬として日本に渡ると、3勝をあげたミッキーブラックと、2戦2勝のグラティアスの母になった。2019年にはハーツクライとの仔が、2020年にはキタサンブラックとの仔が誕生している。


 阪急杯にはアルゼンチン牝馬ライフフォーセールの仔であり、GⅡ阪神Cで通算6勝目をあげたダノンファンタジーも出走した。直線で窮屈になって外に進路を求めたが、勝ち馬から3 3/4馬身離された5着に敗れた。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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