• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アーモンドアイが天皇賞で歴史を創った

"Almond Eye hizo historia en el Tenno Sho japonés"

https://www.turfdiario.com/almond-eye-hizo-historia-en-el-tenno-sho-japones/

最終閲覧日:2020年11月2日



偉大なる女王は芝のGⅠを8勝した日本競馬史上初めての競走馬となった。


 これまで芝で行なわれるGⅠ競走を8度制した馬は存在しなかった。ファンタスティックなアーモンドアイが現れるまでは。アーモンドアイは日曜日に天皇賞秋を連覇し、この偉業を達成した。連覇も2002年、2003年と同レースを優勝したシンボリクリスエス以来である。


 ロードカナロアとフサイチペガサスの娘は、逃げたダノンプレミアムを射程に入れる位置でレースを進めた。鞍上のクリストフ・ルメールは馬の能力を最大限引き出すため、残り150m地点まで追い出しを我慢し、フィエールマンとクロノジェネシスというサンデーレーシングの2騎の急追を半馬身差抑えこんだ。勝ちタイム1分57秒80は優秀である。国枝栄調教師の管理馬でシルク・レーシングの所有、ノーザンファーム――このレースで1着~3着を独占した――生産の同馬は、これで通算成績を14戦10勝とした。


 牝馬3冠馬であり、年度代表馬と最優秀3歳牝馬に選出され、UAEで行なわれたGⅠドバイ・ターフの勝ち馬であるアーモンドアイは、鞍上に強烈な印象を残した。「今回はゲートでも馬が落ち着いており、好スタートを決めることができた。最後の直線では能力どおりの素晴らしい走りと、信じられない勝負根性を見せてくれた。GⅠ8勝というのは関係者にとって大きなプレッシャーだったが、彼女のおかげで乗り越えることができた。次走については調教師と馬主の判断になるが、再びアーモンドアイと走れることを強く願っている」と、ルメールは述べた。


 アーモンドアイの次走に関していくつかの選択肢がある。香港国際競走、ジャパンC、有馬記念。どの選択になろうとも、競馬史における彼女の地位はすでに揺るぎないものである。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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