• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ウルグアイでチャンピオン・シリーズが開催

 6月6日、ウルグアイのマローニャス競馬場で『セリエ・カンペオーネス(チャンピオン・シリーズ)』が開催された。重賞には指定されていないが、この開催はウルグアイ版のブリーダーズカップに相当する。クラシック、ディスタフ、マイル、スプリントに加え、ジュヴェナイル、ジュヴェナイル・フィリーズ、ジュヴェナイル・スプリントの7競走がある。


 メイン競走であるカンペオーネス・クラシック(ダ2000m - 3歳以上)には9頭が出走した。ジョゼー・ダ・シルヴァ騎乗の圧倒的1番人気アトレティコエルクラーノ(Atlético El Culano)が4番手で最終コーナーを回ると、持ったままの手応えで直線を駆け抜け、2着の6番人気ミッテラン(Mitterrand)に6馬身の差をつけて優勝した。重馬場の勝ちタイムは2分3秒60。勝ち馬から8馬身差の3着にはエルクラート(El Curato)が入った。


 アトレティコエルクラーノは父アルコラーノ、母アレグレベビー、その父ヤグリという血統の4歳牡馬。今年1月6日に行なわれたウルグアイ競馬最大の競走GⅠホセ・ペドロ・ラミーレスを4 1/2馬身差で優勝すると、前走GⅡでも6馬身差の圧勝をおさめた。もはや国内に敵はおらず、最大目標は10月24日にマローニャス競馬場で行なわれる競馬の南米選手権GⅠラティーノアメリカーノである。ウルグアイ代表馬に選出されるのは間違いなく、同競走におけるウルグアイ産馬の初優勝が懸かる。


■ カンペオーネス・クラシック



 牝馬のカンペオーネス・ディスタフ(ダ1800m - 3歳以上牝馬)は、2番手から抜け出したニコール・ロメーロ騎乗の4番人気トレスボタス(Tres Botas)が、ルイス・カセレス騎乗の3番人気クイーンブーディカ(Queen Boudica)の猛追を半馬身差しりぞけて優勝した。勝ちタイムは1分50秒31。3着には2番人気のブラッサム(Blossom)が入った。


 トレスボタスは父トリニバーグ、母ビジャーナ、その父ガルファゴージという血統の3歳牝馬。これまで重賞を勝つなど目立った活躍はなく、通算成績は19戦5勝。今回の勝利でウルグアイの女王に輝いた……と言いたいところだが、ウルグアイ版のエリザベス女王杯にあたるGⅠシウダー・デ・モンテビデオを勝ったオンラレアルが出走しなかったため、No.1になったとは決して言えない。


 なお、このレースの1番人気は昨年の牝馬2冠馬インスタマンチャ(Instamancha)だったが、レース中に故障を発生して8着に敗れ、レース後に引退が決まった。今後は繁殖牝馬になる。


カンペオーネス・ディスタフ



 その他のレース結果は以下のとおりである。


カンペオーネス・マイル

1着 ジャスティスキャット(Justice Cat)

2着 サブマナー(Sub Manner)

3着 ララビーデ(Larravide)




カンペオーネス・スプリント

1着 ドラコ(Draco)

2着 イルストレポッセ(Ilustre Posse)

3着 ソクラテス(Socrates)




カンペオーネス・ジュヴェナイル

1着 ピンゴ(Pingo)

2着 アランミュージック(Alan Music)

3着 ナルドーネ(Nardone)




カンペオーネス・ジュヴェナイル・フィリーズ

1着 ノパージャナー(Nopaya Naa)

2着 ウォームパンチ(Warm Punch)

3着 ソーニョヂブロンジ(Sonho De Bronze)




カンペオーネス・ジュヴェナイル・スプリント

1着 ジローナフィーヴァー(Girona Fever)

2着 ダストコルト(Dust Colt)

3着 マンカンペイラ(Man Campeira)



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com


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