• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

オホス・クラーロス牧場&ラ・ポーム牧場セール

 3月13日、アルゼンチンのオホス・クラーロス牧場が2019年産馬のセールを開く。オホス・クラーロスといえば、キャンディライド(Candy Ride)のアルゼンチン時代の馬主として有名である。また、昨年1000mのGⅠ競走を3勝し、2020年アルゼンチン年度代表馬の有力候補であるストラテゴス(Strategos)を生産した牧場としても知られている。優秀な若駒を手に入れるには、見逃すことのできないセールである。


 カタログは こちら から閲覧・ダウンロードできる。血統だけでなく、馬体の写真や動画まで見れるのがありがたい。


 上場15頭のうちでもっとも注目すべきは、上場番号8番の牝馬キャンディストラテガ(Candy Strátega)である。この馬の半兄は前述したストラテゴス。父がゼンセーショナルから2019年の最優秀種牡馬フォーティファイになり、兄に匹敵する活躍が望める。ストラテゴスは今年に入って芝1600mのGⅡ競走も制しており、単なる短距離血統ではない。繁殖馬としても将来有望だろう。


■ ストラテゴスが勝利したGⅠフェリクス・デ・アルサガ・ウンスエー



 3月30日には、アルゼンチンのラ・ポーム牧場で繁殖牝馬セールが行なわれる。ラ・ポーム牧場は南米を代表するオーナーブリーダーである。2020年11月でアルゼンチンでの活動を終え、ウルグアイとアメリカでの生産活動に集中するため、アルゼンチンでのセールはこれが最後になると見られる。過去の生産馬にはジェントルマン(Gentleman)やアシデーロ(Asidero)など、アルゼンチン競馬史を彩る名馬が多数いる。


 カタログは こちら から閲覧・ダウンロードできる。馬体の写真や映像は未実装だが、まもなくアップされるだろう。興味のある方は頻繁にチェックしてほしい。


 上場が予定されているのは38頭。GⅠエリセオ・ラミレスを含む重賞3勝のカムイントゥ(Come Into)、GⅢオラバリーアの勝ち馬ミビヒア(Mi Vigia)、2018年のアルゼンチン・オークスで4着に入ったペーパーメート(Paper Mate)、ラ・プラタ競馬場の1000ギニーを勝ったプライドオブディグニティー(Pride Of Dignity)が注目どころ。アルゼンチンで一時代を築いた生産牧場の繁殖牝馬を手に入れる絶好の機会である。


■ カムイントゥが勝利したGⅠエリセオ・ラミレス


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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