• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ガリレオの血がアルゼンチンへ。プラチナムウォーリアーがロス・リリオス牧場で種牡馬入り


写真:South American Bloodstock (@BloodstockSouth) https://twitter.com/BloodstockSouth/status/1423823736319397891

 2018年にカラ競馬場のGⅢエアリー・スタッド・ガリニュールSを、2019年にサンタアニタ競馬場のGⅡサン・マルコスSを優勝したガリレオ産駒のプラチナムウォーリアー(Platinum Warrior)が、今年からアルゼンチンのロス・リリオス牧場で種牡馬として供用されることになった。購入を主導したサウス・アメリカン・ブラッドストックのネルソン・セプルベーダ氏が Twitter、および Instgramで報告した。


 プラチナムウォーリアーはアイルランド産馬で、父ガリレオ、母ラフアウトアウド、その父クロードヴィルという血統の6歳牡馬。2017年8月に競走馬としてデビューすると、翌年5月にカラ競馬場で行なわれたGⅢエアリー・スタッド・ガリニュールSで、後のアイルランド・ダービー馬ラトローブ(Latrobe)を下して重賞初勝利をおさめた。11月のGⅠセクレタリタトSで4着以降はアメリカに主戦場を移し、2019年9月にサンタアニタ競馬場で行なわれたGⅡサン・マルコスSを優勝した。2019年のGⅡドバイ・ゴールドCで6着を最後に現役を引退し、通算成績は13戦3勝(重賞2勝)。


 今や世界中で求められているガリレオ種牡馬だが、アルゼンチンでもガリレオの血の需要が高い。アルゼンチンのガリレオ種牡馬には、ジョンFケネディ(John F Kennedy)、シクスティーズアイコン(Sixties Icon)、ヘリオスタティック(Heliostatic)、トレジャービーチ(Treasure Beach)、シマデトリオンフ(Cima De Triomphe)、ベシートス(Besitos ※父父ガリレオ)がおり、ベシートスを除けばいずれもGⅠ馬を輩出した。とりわけ、トレジャービーチは2020年も120頭に種付けし、これはアルゼンチン種牡馬全体の第6位にあたる。


「ガリレオの死から3週間が経過したが、プラチナムウォーリアーが我々の国に来るなんて非常に贅沢なことだ。ヨーロッパとアメリカで重賞を勝ち、早熟性とスピード、そして芝でもダートでも走れる柔軟性を見せた」と、同馬を購入した牧場関係者は期待をこめている。



■ GⅡサン・マルコスS


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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