• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

キングマン産駒のサンガリアスがブラジルのサンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場で種牡馬に


写真:Racing Sports https://www.racingandsports.com/thoroughbred/horse/sangarius/1359876

 南半球では、今シーズンの種付けに向けた準備が着々と進められている。今年3月、ブラジル生産界はダーレーから2013年のBCジュヴェナイル・ターフの勝ち馬アウトストリップ(Outstrip)を種牡馬として購入した。今回新たに導入が決まったのは、キングマン産駒のサンガリアス(Sangarius)である。


 6月24日、ブラジルのサンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場は Instagram上 で、キングマン産駒のサンガリアスを今年から種牡馬として導入すると発表した。シャトルでの契約ではなく、購入である。キングマン種牡馬は南米初上陸となる。


 サンガリアスは父キングマン、母トロージャンクイーン、その父エンパイヤメーカーという血統の5歳馬。2歳時にデビューから2連勝で挑んだGⅠデューハーストSでは4着に敗れたものの、翌19年のGⅢハンプトン・コートSを優勝した。通算成績は10戦4勝で、6月16日のGⅠプリンス・オブ・ウェールズS(6着)が現役最後のレースとなった。


 サンタ・ヒタ・ダ・セハ牧場は、アグネスゴールドとハットトリックを主軸に据えていた。しかし、前者は2020年かぎりで種牡馬を引退し、後者は2020年8月に亡くなった。サンガリアスの導入は2頭の穴埋めという意図があるだろう。同牧場は「牧場のさらなる歴史の1ページとなる」と期待を寄せている。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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