• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

クロノジェネシス:男馬の面目を潰した牝馬

"Chrono Genesis: la yegua que "humilló" a los machos en Japón y que se ganó un lugar en el Breeders´ Cup Turf"

https://elturf.com/noticias-ver?id_articulo=31013

最終閲覧日:2020年6月30日



バゴの娘が阪神競馬場で行なわれた2200mのGⅠ宝塚記念を制し、11月7日にキーンランドで開催されるBCターフの出走権を得た。


 ブリーダーズカップ・チャレンジ・シリーズが世界各国で行なわれている。日曜日に日本の阪神競馬場で開催された宝塚記念を制して、11月7日にキーンランドで行なわれるBC競走への出走権を勝ち取ったのは、1頭の牝馬だった。


 クロノジェネシスは2200mのレースで牡馬の面目を潰す素晴らしいパフォーマンスを披露し、日本最強牝馬の1頭であることを証明しただけでなく、2度敗れているラッキーライラックにリベンジを果たした。出走18頭中、牝馬はこの2頭だけだった。


 斉藤崇史調教師の管理馬は16番枠をそれほど苦にすることなくスタートし、トーセンスーリヤ、ワグネリアン、ペルシアンナイトが引っ張るグループの中団につけた。この3頭はいずれも掲示板に乗ることはできなかった。なぜなら、上位5頭を占めたのは、8番手より後方を進んだ馬だったからである。


 最終コーナーに入る100m手前で、北村友一は動き始めた。まるで他馬が止まって見えるほどの勢いで、キセキと共に馬群の外を進出していった。


 直線の入口では、ほぼすべてのレースで5着以内に入っているラッキーライラックと同じ位置にいたが、すぐに決定的なリードを取り、ゴール板までは差を広げる一方だった。勝ちタイムは2分13秒2で、2着のキセキとの間には6馬身もの差をつけた。さらに5馬身差の3着にはモズベッロが入り、1番人気に支持されたサートゥルナーリアは4着だった。


「スタートを問題なく切れた。良いポジションを良いリズムで走ることができた。前に進むのに馬に指示を出す必要はなく、自然と動いてくれた。追い出しの反応は良かった。とても良い馬に成長してくれたし、コンディションも良好だった。本当に丈夫な馬である」と、北村はJRAにコメントした。


 ノーザンファームの生産馬はこれでBCターフへの道が開けたことに加えて、10月24日にメルボルンのムーニーバレー競馬場で行なわれるGⅠコックスプレートへの出走権も獲得した。昨年はリスグラシューが宝塚記念を制し、後にオーストラリアに飛んで同レースに優勝した。


 クロノジェネシスのとってこれが通算2勝目のGⅠ勝利となった。GⅠ初制覇となった秋華賞では、ディープインパクト産駒のカレンブーケドールを敗っている。


 また、母クロノロジストにとってクロノジェネシスが2頭目のGⅠ産駒となったことも明記しなければならない。ノームコアが東京競馬場で行なわれたGⅠヴィクトリアマイルを制している。


 過去11戦中、クロノジェネシスが3着以内を外したのは、ラッキーライラックの5着に敗れたエリザベス女王杯しかない。その他の勝ち鞍にはGⅡ京都記念、GⅢクイーンC、LアイビーSがある。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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