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サトノレイナス、阪神JFでアルゼンチンの3連覇を目指す

"Satono Reinas, por el tercer triunfo seguido “argentino” en el Hanshin Juvenile "

最終閲覧日:2020年12月12日



アルゼンチン牝馬の娘が日本最優秀2歳牝馬を決めるGⅠ競走に出走する。バラダセールは、2018年のライフフォーセール、2019年のマルアコストゥンブラーダの勝利に続くことができるか。


 過去2年、アルゼンチン牝馬の娘が日本最優秀2歳牝馬を決める阪神JFを連覇している。2018年はGⅠ馬ライフフォーセールの娘であるダノンファンタジーが勝利の美酒を味わい、昨年はマルアコストゥンブラーダの娘であるレシステンシアがトロフィーを掲げた。


 今週の日曜日、阪神競馬場の芝コースでアルゼンチンの女王バラダセールの娘サトノレイナスが3連覇に挑戦する。だが、それは1番人気が予想されるソダシを倒さなければならないという困難なミッションでもある。


 サトノレイナスは国枝栄調教師の管理馬で、クリストフ・ルメール騎手が主戦を務めている。この二人の組み合わせはジャパンCを制したアーモンドアイと同じである。東京競馬場でのデビュー戦を勝利すると、2戦目となる中山競馬場のサフラン賞でも勝利をあげた。どちらも1600mのレースである。


 この牝馬についてルメールは述べる。「新馬戦のときは馬が少し戸惑っていたように思う。しかし、2戦目は非常に上手くに行った。道中は促していかなければならなかったが、最後の直線では力強く伸びてくれた。馬はどんどん良くなっている。次がまだ3戦目だし、前2走よりさらに進化すると確信している。阪神コースも問題ないだろう」


 サトノレイナスにとって今回が初めの輸送となる。調教師は彼女に全幅の信頼を寄せている。「良い臨戦過程を敷けており、GⅠを戦うには理想的なコンディションに仕上がっていると思う。マイルでの2戦のパフォーマンスには満足しているが、もう200メートル距離を伸ばしても大丈夫だと思っている。ペースが速くなれば、サトノレイナスには絶好だ」と、国枝師は述べた。


 バラダセールはバカシオン牧場の生産・所有であり、2011年にGⅡルイス・マリーア・カンポス、GⅠポージャ・デ・ポトランカス、GⅠセレクシオンを制し、アルゼンチン最優秀3歳牝馬に選ばれた。その後、吉田ファミリーのノーザンファームに売却され、UAEダービーに出走した。繁殖牝馬となってからは、GⅡ弥生賞1着、GⅡセントライト記念2着、GⅠ菊花賞で3着になったサトノフラッグを輩出している。


 1番人気とみられるソダシは、GⅢ札幌2歳SとGⅢアルテミスSの優勝を含む3戦3勝と無敗である。事前投票では2.10倍とメイケイエールと並んで1番人気タイに推されており、サトノレイナスは3番人気である。


 阪神JFにはもう1つ見どころがある。出走馬に3戦1勝のジェラルディーナがいる。ジェラルディーナは、ジャパンCやドバイSCを制した名牝ジェンティルドンナの3番目の産駒である。


 ライフフォーセールとマルアコストゥンブラーダの勝利が続き、今回はバラダセールの番である。阪神JFにおけるアルゼンチン競馬の、南米競馬の3連覇がかかっている。これは、アルゼンチンの良質な牝馬を繁殖牝馬として購入する日本の投資が成功していることを示す良い傾向である。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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