• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

サトノレイナスはソダシの前に1冠目を失った

"Satono Reinas perdió una de película ante una Sodashi brillante" https://www.turfdiario.com/satono-reinas-perdio-una-de-pelicula-ante-una-sodashi-brillante/ 最終閲覧日:4月12日

アルゼンチン女王バラダセールの娘は、まるで土星から襲来してきたかのような末脚を見せたが、レコード決着にクビ差届かなかった。


 2歳女王ソダシは、ディープインパクトとバラダセールの娘であるサトノレイナスにまたもやGⅠで先着した。12月は阪神JFでハナ差、今回は日曜日に阪神競馬場で行なわれた日本の1000ギニーにあたる桜花賞でクビ差だった。


 サトノレイナスは、最後の直線で後方から大外を追い込み、最終コーナーの地点でついていた大差をいっきに縮め、勝者と同じくレコードタイムの1分31秒10を記録した。しかし、1冠目を落としてしまった。


 別の結末があっただろうか? 間違いなくあった。なぜなら、サトノレイナスの猛追は素晴らしいものだった。しかし、白毛馬の実力を考慮しないのは正当ではない。ソダシは好位でレースを運び、直線に入った段階ですでに勝利を手中におさめる準備ができており、素晴らしい加速で歴史的偉業を達成した。


 距離が伸びれば着順は入れ替わるに違いない。ソダシよりもサトノレイナスのほうが長距離への適応力があるように思える。5月23日に東京競馬場の芝2400mで行なわれる優駿牝馬で、戦いは第3章に突入する。


 桜花賞には、バラダセールと同じくバカシオン牧場で生産されたクルソーラの孫ククナも出走し、ポジティヴな結果を残した。いつものように最後方からレースを進めると、スタンド前で驚くべき末脚を披露し、勝ち馬から4 1/4馬身差の6着に入った。この末脚は、距離が伸びれば大きな武器になるだろうという印象を与えた。


 日本にいるアルゼンチン繁殖牝馬の産駒たちは、このところ存在感を増している。ここ最近だけでも、レシステンシアとサトノレイナスがGⅠ競走で好走した。


 来週は中山競馬場で日本の2000ギニーにあたる皐月賞が行なわれ、マルアコストゥンブラーダの息子であり、レシステンシアの半弟にあたるグラティアスが出走を予定している。再び大きな夢を見られそうだ。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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