• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

サンタ・マリア・ヂ・アラーラス牧場2019年産馬セール

 4月8日、アルゼンチンとブラジルに拠点を置くサンタ・マリア・ヂ・アラーラス牧場で2019産馬のセールが行なわれる。セールを管理するのはアルゼンチンの ARG-SALES であり、カタログは こちら からダウンロードできる。


 今回上場されるのは38頭。ダニエルブーン産駒が35頭、シスネブランコ産駒が3頭という配分である。サンタ・マリア・ヂ・アラーラス牧場はこれまでアルゼンチンとブラジルで数々の名馬・GⅠ馬を輩出しており、優れた南米産馬を手に入れるには決して見逃せないセールである。上場馬の中から、良血馬を何頭か紹介する。



上場番号2番 フォルティンチャコ(Fortín Chaco) 牡

半姉に2015年のGⅠエストレージャス・スプリントを制し、現在は日本で繁殖牝馬をしているフィールザレース(Feel The Race)がいる。もう1頭の半姉フィートファースト(Feet First)も2016年のGⅡフアン・ショーの勝ち馬。



上場番号4番 セカンドショット(Second Shot) 牡

半姉は2015年のGⅠエストレージャス・ジュヴェナイル・フィリーズの勝ち馬であり重賞4勝のセレスタ(Seresta)。現在は日本のノーザンファームで繋養され、ダノンセレスタ、ミッキーセレスタを産んだ。



上場番号7番 トライシオネーラミーア(Traicionera Mía) 牝

タトゥーム(Tattoum)は2010年のGⅠエンリケ・アセバルの勝ち馬。2011年のGⅠエストレージャス・ディスタフでも2着に入っている。



上場番号10番 ケベック(Quebeck) 牡

半兄ケチュア(Quechua)は2013年のGⅡエンサージョの勝ち馬。2014年にシンガポールに輸出されると、その年のGⅠシンカポール・ゴールド・カップを優勝。2015年もクイーンエリザベス2世カップで2着、シンガポール航空インターナショナルカップで3着と活躍した。



上場番号14番 クウィブラー(Quibbler) 牡

半兄クイズキッド(Quiz Kid)は重賞3勝。2015年のGⅠエストレージャス・クラシックでは2着に12馬身差をつけて圧勝した。



上場番号15番 クランデスティーノソイ(Clandestino Soy) 牡

今回のセールでもっとも注目を集めるであろう馬。半兄シティーバンカー(City Banker)は2008年のGⅠジョッキークルブ、2009年のGⅠエストレージャス・クラシック、2010年のGⅠミゲル・アルフレード・マルティネス・デ・オスとGⅠを3勝したアルゼンチンの名馬。現在は種牡馬。もう1頭の半兄シスネブランコ(Cisne Branco)は、2000年にGⅠフランシスコ・エドゥアルド・ヂ・パウラ・マシャードとクルゼイロ・ド・スル(ブラジル・ダービー)を優勝してブラジル2冠に輝き、この馬も種牡馬となった。また、半姉のシティーファーム(City Farm)は、シティーグラム(City Glam)とシティーワンダー(City Wonder)という2頭のGⅠ馬を輩出した。



上場番号18番 ケレジャンテ(Querellante) 牡

ケフェリシダー(Que Felicidad)は1000m直線の重賞を13勝もした名牝。半兄のクワイエットブラジリアン(Quiet Brazilian)は2017年のGⅡサンティアゴ・ルーロの勝ち馬で、現在は種牡馬になっている。



上場番号27番 フェムファタール(Fem Fatale) 牝

フェリシダーイズバック(Felicidad Is Back)は2012年のGⅠセレクシオン・デ・ポトランカスの勝ち馬。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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