• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

シーキングザダイヤ産駒パシエレがチリGⅡを連勝


パシエレ(Pashiere) 写真: El Turf https://elturf.com/ejemplares-campana?id_ejemplar=421921&tipo_vista=

 6月21日、チリのサンティアゴ競馬場で牝馬限定のGⅡフランシスコ・バエサ・S(芝2000m)が行なわれた。オークス馬ラポエティサ(La Poetisa)、GⅠポージャ・デ・ポトランカスの勝ち馬アラスカンクイーン(Alaskan Queen)など、チリの芝路線で活躍している馬たちが出走した。


 勝利したのは、イグナシオ・バルディビア騎乗の4馬人気パシエレ(Pashiere)だった。4番枠から発走すると、道中は後方で脚を溜め、直線では馬群をさばいて差し切り勝ちをおさめた。勝ちタイムは2分0秒19。2馬身差の2着には、好位から抜け出した5番人気のコレールデティ(Correr De Ti)が、そこからさらに1/4馬身差の3着には、ほぼ最後方から追い込んだ8番人気のコンティーゴアモール(Contigo Amor)が入った。単勝1.8倍の1番人気に支持されたラポエティサは6着だった。


 パシエレは父シーキングザダイヤ、母ピリグ、その父ダシヤンターという血統の3歳牝馬。前走のGⅡカルロス・カンピーノ・Iでは2着入線だったが、1着入線馬が斜行により降着、繰り上がりでの優勝となったため、今回の勝利でGⅡ連勝となった。通算成績は14戦4勝(重賞3勝)。現地ではシーキングザディアと呼ばれているシーキングザダイヤにとって、これが33回目のチリ重賞制覇となった。


 チリの芝路線、特に牝馬の芝路線は大混戦である。ラポエティサが主役だったが、今年は良いレースをしながらも4戦して勝ち星なし。GⅠ馬アラスカンクイーンは不調が続いている。パシエレもGⅡ連勝と波に乗っているが、前走は繰り上がりでの優勝であり、4月のリステッド競走では今回下した相手に大差で敗れている。パシエレが混戦から1歩抜け出したのは間違いないが、絶対的な存在となるためには、今後もあまり高くないレベルの相手に確実に勝ち続けていく必要がある。次走についての発表はない。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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