• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ソダシには距離が長すぎ、栄冠はユーバーレーベンの手に

"La distancia fue demasiado para Sodashi y el éxito fue para Uberleben" https://www.turfdiario.com/la-distancia-fue-demasiado-para-sodashi-y-el-exito-fue-para-uberleben/ 最終閲覧日:2021年5月25日

女王は2400m戦で無敗を失い、ゴールドシップの娘が世代のトップに躍り出た。


 パーティーは準備万端だった。女王ソダシは日本のオークスにあたる優駿牝馬で無敗ロードを歩み続け、世代最強牝馬としての地位を確固たるものにするはずだった。しかし、この白毛馬は距離の壁に阻まれて8着に敗れ、さほど抵抗することなく主賓席を明け渡した。代わりに座ったのはユーバーレーベンだった。


 新たにNo.1の座に輝いたゴールドシップとマイネテレジアの娘は、2月末に疝痛で苦しんだ。その後は回復してレースに復帰し、GⅢフラワーCで3着、GⅡサンケイ・スポーツ賞でも3着だった。今回距離が伸びたことで彼女の能力が最大限発揮され、2歳時にGⅢ札幌2歳Sでクビ差の2着、GⅠ阪神JFでも僅差で敗れた女王ソダシを下した。


 ミルコ・デムーロの手綱に導かれ、手塚貴久調教師の管理馬はラスト200mからレースを支配し、2着のアカイトリノムスメに1馬身の差をつけた。そのアカイトリノムスメから鼻差の3着にはハギノピリナが入った。勝ちタイムは2分24秒50だった。


 ユーバーレーベンは、偉大な王者ゴールドシップの産駒として初めてGⅠ馬となった。ゴールドシップは現役時代にGⅠ6勝をあげ、最優秀3歳牡馬に選出された。母系で世界的に活躍した馬はいないが、ユーバーレーベンの祖母マイネヌーヴェルは重賞勝ち馬で、全弟のマイネルアワグラスとマイネルチャールズも重賞馬である。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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