
木下 昂也(Koya Kinoshita)
ドバイ遠征を行なったウルグアイ馬の今後
写真:Burreros
http://www.burreros.com/uc_3861_1.html
1月からドバイに遠征していたウルグアイ馬5頭の今後が決まった。
ウルグアイ競馬メディア "Burreros" によると、ドバイWCに出走したアフステフィスカル(Ajuste Fiscal)、UAEダービーに出走したエルパトリオータ(El Patriota)、そして短距離馬アッパークラス(Upper Class)の3頭は、ウルグアイには帰国せず、イギリスのニューマーケットを拠点とする。イスマイル・ムハンマド調教師の管理馬となり、次の開催シーズンに合わせて再びドバイ遠征を行なう予定とのこと。馬主はラ・ポーム牧場のまま。
アルモラディ(Almoradi)とトランカフェッロ(Trancaferro)も、次の開催シーズンを目標にする。しかし、この2頭に関しては所有権の50%を売却し、このままドバイに留まって調整される。
"Burreros" は、5頭の海外移籍と再度のドバイ挑戦を好意的にとらえている。とりわけ、アフステフィスカルとエルパトリオータはラ・ポーム牧場所有のままということで、ウルグアイ代表馬が今年のリベンジをしてくれるのではないかと、大きな期待を抱いている。
世界の競馬界では滅多にその名を聞くことのないウルグアイ。だが、5頭のドバイ遠征をきっかけに、これから着実に知名度を上げていくだろう。
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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