• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

バラダセールの息子サトノフラッグが2000ギニー獲りに挑む

"Satono Flag, hijo de Balada Sale, va por las 2000 Guineas"

https://www.turfdiario.com/japon-satono-flag-hijo-de-balada-sale-va-por-las-2000-guineas/

最終閲覧日:2020年4月17日



 アルゼンチンの血脈の重要性が世界的に高まっている。たとえば日本では、我々の牝馬の産駒が頻繁に重要なレースで勝利をおさめている。先週はGⅠ馬マルアコストゥンブラーダの2番目の産駒であるレシステンシアが、1000ギニーにあたるGⅠ桜花賞で惜しいレースを見せてくれた。


 今週の日曜日は中山競馬場で彼女のリベンジをするチャンスが巡ってきた。なぜなら、あのバラダセールを母に持つディープインパクト産駒のサトノフラッグが、芝2000mで争われる日本の2000ギニー、GⅠ皐月賞に有力馬の1頭として出走するからである。


 サトノフラッグは里見ホースカンパニーの所有馬で、国枝栄調教師の管理馬、鞍上にはクリストフ・ルメール騎手を予定している。この芦毛馬はここまで4戦3勝。デビュー戦は6着に敗れたが、東京競馬場で未勝利を脱出すると、続く中山競馬場で2勝目をあげ、3月半ばに皐月賞と同じ舞台で行なわれたGⅡ報知杯弥生賞ディープインパクト記念に勝利した。


 サトノフラッグは、2勝したハーツクライ産駒のバラダガール、3勝したハーツクライ産駒のダンサール、2勝したハーツクライ産駒のバラーディストに続く、バラダセールの4頭目の産駒である。2歳馬にはディープインパクト産駒のサトノレイナスもデビューを控えている。


 バラダセールはGⅠポージャ・デ・ポトランカス、GⅠセレクシオン、GⅡヘネラス・ルイス・マリーア・カンポスを制し、2011年のアルゼンチン最優秀牝馬と最優秀3歳牝馬に輝いた。その後は外国に移籍し、メイダン競馬場のUAEダービーでダディロングレッグスの6着に敗れた。フランスでも2度走ったが、勝ち星はあげられなかった。


 今年で80回目となるクラシック第1戦には、サリオスが出走してくる。サリオスは3戦3勝と無敗で、GⅢサウジアラビアロイヤルCとGⅠ朝日杯FSを制している。


 サトノフラッグの他のライバルとしては、サリオスと同様ここまで無敗のコントレイルが挙げられる。GⅢ東京スポーツ杯2歳Sと、中山競馬場で行なわれたGⅠホープフルSを含む3戦3勝である。


 ゴドルフィンはダーリントンホールに一頭入魂である。同馬はイングランド産まれで、東京競馬場のGⅢ共同通信杯を制している。また、ガロアクリークとヴェルトライゼンデも忘れてはいけない。この2頭はGⅡフジテレビ賞スプリングSでわずかアタマ差の1,2着馬である。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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