• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

フィグレッティがGⅠポージャ・デ・ポトリージョスで重賞初制覇を飾る


写真:Haras Matriarca(@HarasMatriarca) https://twitter.com/HarasMatriarca/status/1424500361742757891/photo/1

 8月8日、チリのサンティアゴ競馬場でGⅠポージャ・デ・ポトリージョス(芝1700m - 3歳)が行なわれた。4戦4勝、重賞3連勝で2歳GⅠを勝利したマトリアルカ牧場所有のロイヤルラック(Royal Luck)が単勝1.8倍の1番人気に支持された。しかし、レースを制したのはハイメ・メディーナ騎乗の4番人気⑬フィグレッティ(Figureti)だった。道中は5番手をリズム良く追走すると、直線では馬場の中央を突き抜けた。良馬場の勝ちタイムは1分41秒07。1 1/4馬身差の2着には16頭立ての13番人気⑥メディオムンド(Medio Mundo)が、3着には11番人気の⑭ガンベレッティ(Gamberetti)が入る波乱の決着となった。ロイヤルラックは伸びを欠いて5着に敗れたが、ロイヤルラックと同厩・同馬主のフィグレッティが優勝したため、陣営に痛手はなかった。


 フィグレッティは父コンスティテューション、母フィグリーネ、その父ガリレオという血統の3歳牡馬。2月19日のデビュー戦は4着に敗れたが、3月12日の2戦目で初勝利をあげた。それからGⅢ4着、GⅡ3着、GⅠ2着と、僚馬ロイヤルラックの前に苦渋をなめたが、3歳となって同馬を逆転し、嬉しい重賞初制覇を飾った。通算成績は6戦2勝(重賞1勝)。


 父のコンスティテューションは、昨年のブレークポイント(Breakpoint)に続いてこのレース連覇となった。8月6日に行なわれた3歳牝馬GⅠポージャ・デ・ポトランカスでも、コンスティテューション産駒のイナダマス(Y Nada Más)が2着に入っており、今年の3歳路線も主役はコンスティテューション産駒になりそうである。


 フィグレッティの次走に関してまだ発表はないが、おそらく10月3日のGⅠナシオナル・リカルド・リオン(芝2000m - 3歳)に向かうものと思われる。GⅠポージャ・デ・ポトランカスを制したキリキーナ(Kirikina)がすでに出走を表明しているため、牝馬と牡馬の頂上決戦が見られそうである。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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