top of page

ブラジルGⅠ馬イタペルーナが日本の三嶋牧場で繁殖牝馬に


イタペルーナ(Itaperuna)
イタペルーナ(Itaperuna) https://elturf.com/ejemplares-campana?id_ejemplar=396708&tipo_vista=

 日本の生産界がブラジルから新たに繁殖牝馬を迎える。


 ブラジル・スタッドブックによると、5月21日にシダーヂ・ジャルディン競馬場で行なわれたGⅠA.B.C.P.C.C.(芝直1000m - 3歳以上)を優勝したイタペルーナ(Itaperuna)が、エンヒキ・マルケス氏の仲介によって日本の三嶋牧場に売却された。まずはアメリカへ渡り、今年いっぱいはアメリカで競走生活を続ける可能性を含みながら、2022年にアメリカで種付けをして日本へ渡る予定である。


 イタペルーナは父フォレストリー、母グランドエントランス、その父チョクトーリッジという血統の4歳牝馬。2016年10月5日にブラジルのシフラ牧場で産まれた。



 2019年4月にデビューすると、3戦目で初勝利をあげた。同年9月1日にはGⅢアデマール・E・ホベルト・ガビーゾ・ヂ・ファリア(芝1000m - 3歳以上)を優勝した。


 2020年はウルグアイで競走生活を送り、ウルグアイでもっとも重要な短距離競走GⅡマローニャス(ダ1000m - 3歳以上)を優勝した。今年は再びブラジルを拠点とし、4月にGⅢを、5月に前述のGⅠを優勝した。通算成績は15戦6勝、重賞4勝。


 当初は5月29日に行なわれるシフラ牧場のセールに上場予定であり、JCRとエレポランという2つの牧場が事前入札で激しく競っていた。ところが、セールの数日前に日本から購入のオファーがあり、同馬を所有するシフラ牧場はオファーの内容を検討し、上場を中止して日本への売却を決めた。


■ GⅠA.B.C.P.C.C.



内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

  • X
  • Instagram
  • スレッド
  • note
  • Amazon
  • Ko-fi

CATEGORY

bottom of page