• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ブラジルの名種牡馬アドリアーノがフィリップソン牧場に移籍


写真:Haras Santa Maria de Araras https://santamariadeararas.com/garanhoes-2019/adriano-2/

 フィリップソン牧場が活発な動きを見せている。ウルグアイとブラジルに拠点を持つ同牧場は、今年6月にウルグアイ拠点用にミッドシップマン(Midshipman)とウィルテイクチャージ(Will Take Charge)をシャトル種牡馬として導入することを発表したが、今回新たに、ブラジル拠点用としてアドリアーノ(Adriano)を同国のサンタ・マリア・ヂ・アラーラス牧場から購入した。T. H.アプルーヴァル(T. H. Aprroval)、ゴーイングサムウェア(Going Somewhere)を加えて、フィリップソン牧場における5頭目の種牡馬となる。


 アドリアーノは父エーピーインディ、母ゴールドキャノン、その父ミスタープロスペクターという血統のアメリカ産馬。2005年5月20日に産まれ、今年で16歳になった。現役時代は14戦4勝。2008年のGⅡレーンズ・エンドSを含む重賞2勝をあげた。


 現役引退後はブラジルのサンタ・マリア・ヂ・アラーラス牧場で種牡馬となり、これまで3頭のGⅠ馬と10頭の重賞馬を輩出した。その中には2018年のクルゼイロ・ド・スル(ブラジル・ダービー)を優勝したオリンピックハノイ(Olympic Hanoi)がいる。


 16歳と高齢になり、2019年には43頭産まれた仔が2020年には15頭まで減ったが、昨シーズンはブラジルの種牡馬リーディングで10位に入っており、このまま終わるような種牡馬ではない。心機一転、さらなる活躍馬を輩出してほしい。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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