• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ブループライズの半妹が重賞初制覇。南米王者テターセも復活のGⅡ勝利

写真:El Turf

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 3月6日にアルゼンチンのパレルモ競馬場で行なわれたGⅡアルトゥーロ・R・イ・アルトゥーロ・ブルリッチ(ダート2000m - 3歳以上牝馬)は、オルテガ・パボン騎乗の1番人気④ブルーストライプ(Blue Stripe)が2番手追走から直線楽に抜け出し、2着のミスエデルに8馬身もの差をつける完勝をおさめた。


 ブルーストライプは父イークワルストライプス、母ブルースフォーセール、その父ノットフォーセールという血統の3歳牝馬。半姉には2019年のBCディスタフなどGⅠ4勝のブループライズがいる。


 昨年10月のデビュー戦を勝利後、3歳牝馬限定のGⅠエンリケ・アセバルで3着、古馬牝馬GⅠコパ・デ・プラタでも3着と堅実な成績を残した。2021年初戦となった前走2月のリステッド競走では古馬・牡馬を相手に3/4馬身差の勝利をおさめ、勢いそのままに今回のGⅡに挑んだ。2着のミスエデル、3着のジョイレボルシオナリアは共に重賞馬であり、この圧勝には非常に価値がある。


 アルゼンチン競馬きっての良血牝馬がいよいよ本格化を迎えた。


GⅡアルトゥーロ・R・イ・アルトゥーロ・ブルリッチ



 同日に行なわれたGⅡオトーニョ(ダート2000m - 3歳以上)では、2020年の南米王者テターセ(Tetaze)が復活の勝利を飾った。ウィリアム・ペレイラ騎手に導かれて先手を奪った②テターセは、直線でもまったく脚色衰えず、昨年のGⅠダルド・ロチャの勝ち馬エモーションオーペンに7馬身差をつける完勝をおさめた。勝ちタイムは2分0秒04。


 テターセは父イークワルストライプス、母父オーペンという血統の4歳牡馬。昨年3月に行なわれたGⅠラティーノアメリカーノを制して南米王者に輝いたが、その後はコロナによる開催中止やウルグアイへの移籍騒動に巻きこまれ、GⅠカルロス・ペジェグリーニ4着、GⅠミゲル・アルフレード・マルティネス・デ・オス2着と惜しい競馬を強いられた。今回の勝利で改めて格の違いを周囲に見せつけ、上半期のGⅠシリーズへ向けて準備万端と見ていいだろう。通算成績は10戦4勝(重賞3勝)。


■ GⅡオトーニョ


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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