• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ペルーのサン・パブロ牧場がオチョオチョオチョを購入


写真:BLOOD HORSE https://www.bloodhorse.com/horse-racing/thoroughbred/ocho-ocho-ocho/2012

 ペルーの競馬メディア『ペルー・イピコ(Perú Hípico)』によると、ペルーのサン・パブロ牧場が、アメリカのオカラ・スタッドからオチョオチョオチョ(Ocho Ocho Ocho)を種牡馬として購入したことが分かった。これからペルーに渡り、今シーズンから種付けを行なう予定である。


 オチョオチョオチョは2012年4月2日に産まれた、父ストリートセンス、母ウィナー、その父ホースチェスナットという血統の9歳牡馬。3代母には13戦13勝、GⅠ8勝という名牝パーソナルエンサイン(Personal Ensign)がいる。


 2014年10月11日に競走馬としてデビューすると、リステッド競走ジュヴェナイル・ターフ・スプリント、GⅢデルタ・ダウンズ・ジャックポットSを3連勝で制した。3歳時にはGⅠトヨタ・ブルー・グラスSで3着に入り、ケンタッキー・ダービーにも出走した(アメリカンファラオの14着)。2017年2月4日のGⅡパロス・ベルデスSで4着を最後に現役を引退し、フロリダにあるオカラ・スタッドで種牡馬入りした。通算成績は11戦3勝。


「我々が所有している繁殖牝馬と相性の良い種牡馬になってくれる。オチョオチョオチョは非凡なスピードに加え、豊富なスタミナを示した。血統的にも、重賞競走の距離を走れる産駒を輩出してくれるだろう。父のストリートセンスは現在もっとも優秀な種牡馬の1頭であるし、母系にパーソナルエンサインがいるのも素晴らしい」と、サン・パブロ牧場長エドゥアルド・ビジャラン・ギャラガー氏は述べた。


 昨年、オチョオチョオチョはアメリカで5頭しか種付けしていない。だが、ペルー生産界では人気種牡馬になることが予想される。これまで数々の失格種牡馬を蘇らせてきた南米再生工場で能力を開花させられるか、非常に楽しみである。


 ペルー競馬では、今年2月にヒーナ・サンタ・ロサ牧場がニューイヤーズデイ産駒のバーボンレゾリューション(Bourbon Resolution)を、3月にはハミド・ステーブル、ランチョ・スル牧場、ロス・エウカリプトス牧場、エル・エラヘ牧場が共同でキャンディライド産駒のドラフトピック(Draft Pick)を購入するなど、種付けシーズンに向けた準備が着々と進められている。ペルー・ダービー7勝の名門サン・パブロ牧場も遅れをとっていない。


■ GⅢデルタ・ダウンズ・ジャックポットS


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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