• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

マルペンサの息子が27ヶ月ぶりの復帰戦を勝利で飾る


※本記事は、『エル・トゥルフ(El Turf)』に掲載された"Un hijo de la argentina Malpensa reapareció ganando luego de 27 meses"を翻訳、一部改変したものになります。

2019年2月以来の出走となったサトノジェネシスは、東京競馬場の芝2000mでこれ以上望めないほど素晴らしい形で復帰した。通算成績は4戦3勝である。


 サトノジェネシスは、最後の出走から27ヶ月もの歳月が経っていたにもかかわらず、走り方を忘れていなかった。日曜日に東京競馬場で行なわれた条件戦で、アルゼンチン牝馬マルペンサの息子は最後の直線で鋭い末脚を見せ、2着のキタノインパクトに2馬身差をつけて優勝した。このレースはディープインパクト産駒のワンツー決着となった。


 サトノジェネシスは2019年2月3日に行なわれた芝2400mのゆりかもめ賞の勝ち馬であり、それ以来レースには出走していなかった。すでに5歳になったが、中長距離で力を発揮できるエンジンを積んでいることを証明した。サトノジェネシスの全4戦はいずれも2000m以上である。


 今回の舞台は、2017年11月に未勝利を脱出したのと同じ舞台だった。それから3ヶ月後には、前述のゆりかもめ賞で2勝目をあげた。


 サトノジェネシスは、2016年から2018年にかけて16戦8勝という成績をおさめたサトノダイヤモンドの全弟にあたる。8勝の中には2つのGⅠ勝利と、数多くの重賞勝利が含まれている。距離も1800m~3000mと幅広い。現在は引退し、社台スタリオンステーションで種牡馬として繋養されている。2022年には初年度産駒がデビューする。


 サトノダイヤモンドというマルペンサの最高傑作のおかげで、サトノジェネシスは3億240万円という高値で落札された。これまでの獲得賞金額は落札額とかけ離れている。しかし、復帰戦を勝利で飾ったことで、競走馬としての新たな始まりを予感させてくれる。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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