• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ラリズの息子とポトリサリスの孫が前進した

"Japón: un hijo de La Liz y un nieto de Potrizaris cruzaron adelante"

https://www.turfdiario.com/japon-un-hijo-de-la-liz-y-un-nieto-de-potrizaris-cruzaron-adelante/

最終閲覧日:4月29日



 今週末は日本競馬のメインレースでアルゼンチンの存在はなかったが、もはや当たり前のようにアルゼンチン牝馬の子と孫が勝利をおさめた。


 これほど多くの好成績がもたらされるのは当然である。なぜなら、近年、日本にはトップクラスの牝馬ばかりが輸出されており、日本競馬でリーディング上位の種牡馬を種付けされ、そのほとんどが吉田ファミリーの所有となるからである。


 日曜日の東京競馬場では、思い出深い短距離馬ラリズとハーツクライの間に産まれた4歳牡馬であるヒシイグアスが輝いた。ダミアン・レーンに導かれ、芝1800mの石和特別で3/4馬身差をつけて勝利した。石和特別というのは、サン・イシドロ競馬場、パレルモ競馬場、ラ・プラタ競馬場で常に行なわれているハンディキャップ競走に相当する。


 ヒシイグアスは2着のアップライトスピンに3/4馬身の差をつけ、圧倒的な1番人気に応えた。これで通算成績は8戦3勝となった。


 ケブラーダの所有だったラリズは、GⅢコンデサ、GⅢオクレンシア、GⅢヘネラル・フランシスコ・B・ボッシュを制し、2010年のGⅠエストレージャス・スプリントでもケビダブエナの2着に入った。


 ヒシイグアスはラリズの4頭目の産駒である(原文ママ。正しくは5頭目)。兄姉にはミッキーシーガル(ネオユニヴァース)、スミレ(ダイワメジャー)、アトロポス(ネオユニヴァース)がおり、いずれも2勝以上あげている。


 また、土曜日の東京競馬場6レースでは、掲示板はほとんどアルゼンチンの血統で占められた。良馬場の芝1800で行なわれた3歳未勝利戦は、GⅠナシオナルの優勝馬ポトリサリスの孫であるグレイトオーサーが勝利した。


 ポトリサリスのもっとも成功した産駒であるディアデラノビアの息子であるグレイトオーサーは、こちらもダミアン・レーンの騎乗で、2着のイルミナルをクビ差しりぞけた。イルミナルの祖母もGⅠ馬クルソーラである。また、5着に入ったスワーヴカエサルは名馬フーアイナの子である。


 グレイトオーサーにとってこれがデビュー勝ちだった。そのため、戦線に乗るのがあまりにも遅く、これから期待を抱けるような選択肢はあまり残されていない。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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