• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

レシステンシアは勲章に近づいたが、牡馬の前に2着に敗れた

"Resistencia estuvo cerca de la hazaña y fue segunda ante los machos"

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最終閲覧日:2020年5月11日



アルゼンチン牝馬マルアコストゥンブラーダの娘がまたもや日本競馬の主役となった。今回は東京競馬場で行なわれたGⅠNHKマイルCに出走した。


 南米の生産界にとって、とりわけアルゼンチン競馬にとって良いニュースが、レシステンシアの再びの活躍によって日いづる国から届いた。レシステンシアはアルゼンチンで6連勝を飾り、GⅡフアン・ショーとGⅠヒルベルト・レレーナを制したマルアコストゥンブラーダの娘である。


 マルアコストゥンブラーダは日本に輸出され、2017年にレシステンシアを産んだ。レシステンシアは現在まででもっとも優れた産駒である。松下武士調教師の管理馬であり、GⅠ阪神JFとGⅢファンタジーSを制して昨年の最優秀2牝馬に選出された。前走となった日本の1000ギニーであるGⅠ桜花賞では主役を演じ、2着に入った。


 今回は初となる牡馬との対戦、初めての左回りとなったが、レシステンシアはマイル戦で素晴らしい能力を発揮した。


 17頭のライバルを前に、ノーザンファーム生産の牝馬はクリストフ・ルメールに導かれて最大限のパフォーマンスを披露した。スタートから軽快に飛び出してハナを叩いた。最後の直線に入ると、そのまま逃げ切ると思われたが、ラウダシオンに騎乗したミルコ・デムーロは懸命に食らいつき、ゴール板直前でレシステンシアの脚色が衰えたところで、同馬を1馬身半差で競り落とした。


 勝ち馬はシルクレーシングの所有であり、GⅠ挑戦2回目で初めてのGⅠ勝利となった。これまでは、同じ東京競馬場で行なわれたリステッド競走クロッカスSを制したときと同距離の1400mより長い距離のレースでは結果が出ていなかった。


 レシステンシアにとって今回は重要なレースとなった。牡馬と遜色なく戦えたことは負けて強しの内容であり、また、日本競馬において南米の遺伝子の重要性が前進していることを再び示した。


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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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