• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ロイヤルラックが4戦無敗でチリ2歳芝王者に輝く


写真:El Turf https://elturf.com/ejemplares-fotos?id_ejemplar=646631&tipo_vista=

 6月27日、チリのサンティアゴ競馬場で行なわれたGⅠアルベルト・ビアル・インファンテ(芝1600m - 2歳)は、縦長になった馬群の5番手を追走したフェリペ・エンリケス騎乗の1番人気②ロイヤルラック(Royal Luck)が、荒れた馬場を苦にすることなく直線で力強く伸びて優勝した。勝ちタイムは1分37秒09。4戦4勝、重賞3連勝というこれ以上望めない好成績で、チリの2歳芝王者の座に君臨した。2着にはコンスティテューション産駒の2番人気フィグレッティ(Figureti)が入り、マトリアルカ牧場の生産・所有馬によるワンツー決着となった。また、3着には7番人気のニィケンセ(Ñiquense)が入り、パトリシオ・バエサ調教師の管理馬が1着から3着まで独占した。


 ロイヤルラックは父ルッキンアットラッキー、母スターリリー、その父サザンヘイローという血統の2歳牡馬。母が2017年にアルゼンチンからチリへ輸出されたアルゼンチン産馬であるため、近親にはアルゼンチンで活躍した馬の名前が多い。今年3月29日にサンティアゴ競馬場の芝1200mでデビューすると、4月にはGⅢを、5月にはGⅡを、そして今回のGⅠと、4戦していまだに土がついていない。


 上半期が終わり、2018年世代の芝路線における有力馬が浮かび上がってきた。ロイヤルラックは大将格であり、牡馬路線では1強模様である。先日の牝馬GⅠを優勝したシーキングザダイヤ産駒のヴィータダマンマ(Vita Da Mamma)、2着だったコンスティテューション産駒のイナダマス(Y Nada Más)との性別を超えた対決が今から楽しみである。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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