• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

伏兵ダッシングコートがマイルGⅠプレジデンチ・ダ・ヘプブリカを快勝


写真:Jockey Club Brasileiro https://www.jcb.com.br/home/noticias/306903/dashing-court-da-as-ordens-no-gp-presidente-republica-g1/

 8月15日、ブラジルのガヴェア競馬場でGⅠプレジデンチ・ダ・ヘプブリカ(芝1600m - 3歳以上)が行なわれた。昨年の優勝馬でアグネスゴールド産駒のオリンピックジョンスノー(Olympic Jhonsnow)、前哨戦のGⅢを勝利した同じくアグネスゴールド産駒のカリビアン(Caribean)といった古馬の強豪に、13日に最優秀2歳牡馬に選出されたばかりの3歳牡馬オセアーノアズール(Oceano Azul)が挑むという構図になった。


 しかし、レースを制したのはガヴェア競馬場初参戦となったアレシャンドリ・コヘイア騎乗の⑥ダッシングコート(Dashing Court)だった。好スタートから2番手を確保すると、鞍上が周囲を見るほど余裕の手応えで4コーナーを周り、重馬場の直線を力強く伸びて優勝した。14頭立ての11番人気という低評価を覆してGⅠ3勝目をあげた。勝ちタイムは1分38秒86。2着には後方から末脚を伸ばした③カンペランダ(Campelanda)が入った。1番人気のオセアーノアズールは、ダッシングコートを見ながらレースを進めたが捕まえられず3着に敗れた。昨年の覇者で2番人気に支持されたオリンピックジョンスノーは、良いところなく11着に沈んだ。


 ダッシングコートは父コーティアー、母アルタフロレスタ、その父ティートンフォレストという血統の4歳牡馬。生産、所有共にシーマ牧場。2020年1月18日にポルト・アレグレのクリスタル競馬場で行なわれたデビュー戦を快勝すると、サンパウロのGⅠジュリアーノ・マルチンス、GⅠジョアン・アデマール・ヂ・アルメイダ・プラードと、5連勝で2歳GⅠを2勝した。3歳路線でも主役となるはずだったが、サンパウロ4冠競走第1戦目のGⅠイピランガで故障を発生して競走中止。今年4月に復帰し、前走はタルマー競馬場のダート2000mを勝ってここに臨み、約1年ぶりとなるGⅠ勝利をおさめた。通算成績は11戦8勝(重賞3勝)。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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