• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

2020年マローニャス賞の受賞馬が決定


写真:Más Hipica https://www.youtube.com/watch?v=qGg7Xs2JrM0

 9月1日、2020年マローニャス賞の受賞馬が発表された。マローニャス賞はウルグアイ版のJRA賞にあたる。選考対象となる期間は2020年1月7日から2021年1月17日である。


 年度代表馬に選出されたのは、アルコラーノ産駒のアトレティコエルクラーノ(Atlético El Culano)だった。2020年を通して重賞好走どまりの馬にすぎなかったが、ウルグアイ最大のGⅠ競走であるホセ・ペドロ・ラミーレス(ダ2400m - 3歳以上)を4 1/2馬身差で快勝したことが受賞の決め手となった。年度代表馬と共に、最優秀古馬牡馬と最優秀長距離馬にも選ばれた。


 アトレティコエルクラーノは今年もこれまで3戦3勝、3戦でつけた合計着差は16 3/4馬身と絶好調であり、10月24日にマローニャス競馬場で行なわれる競馬の南米選手権GⅠラティーノアメリカーノに地元ウルグアイの代表馬として出走する。


 年度代表牝馬を受賞したのは、アグネスゴールド産駒のオンラレアル(Honra Real)である。ウルグアイの1000ギニーに相当するGⅠポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m - 3歳牝馬)、オークスに相当するGⅠセレクシオン(ダ2000m - 3歳牝馬)、古馬混合のGⅡエスティムロ(ダ2000m - 3歳以上牝馬)という3歳牝馬路線ではいずれもインスタマンチャ(Instamancha)に敗れたが、ウルグアイのエリザベス女王杯にあたるGⅠシウダー・デ・モンテビデオ(ダ2000m - 3歳以上牝馬)で同馬を逆転したことが受賞に繋がった。今年に入って6戦5勝と充実しており、10月24日にマローニャス競馬場で行なわれるGⅢロンジン・カップに出走予定である。


 なお、父アグネスゴールドはブラジルで年度代表馬、最優秀3歳牝馬、最優秀マイラー、最優秀長距離馬、最優秀種牡馬を獲得しており、今回オンラレアルが年度代表牝馬に輝いたことで計6冠となった。


 受賞馬は以下のとおり。



年度代表馬


アトレティコエルクラーノ(Atlético El Culano)

(父:アルコラーノ)


【主な勝利】

・GⅠホセ・ペドロ・ラミーレス



年度代表牝馬


オンラレアル(Honra Real)

(父:アグネスゴールド)


【主な勝利】

・GⅠシウダー・デ・モンテビデオ



最優秀2歳牝馬


アストリッド(Astrid)

(父:ザレオパード)


【主な勝利】

・GⅡクリテリウム

・カンペオーネス・ジュヴェナイル・フィリーズ


最優秀2歳牡馬


モウリーニョ(Mourinho)

(父:インバソール)


【主な勝利】

・GⅡクリテリウム



最優秀3歳牝馬


インスタマンチャ(Instamancha)

(父:クアトロマーレス)


【主な勝利】

・GⅠポージャ・デ・ポトランカス

・GⅠセレクシオン

・GⅡエスティムロ



最優秀3歳牡馬


エルパトリオータ(El Patriota)

(父:エコロゴ)


【主な勝利】

・GⅠナシオナル

・GⅢクリアドーレス・ナシオナーレス



最優秀古馬牝馬


ハイーニャピオネイラ(Rainha Pioneira)

(父:パイオニアリング)


【主な勝利】

・GⅡマローニャス

・GⅢルフィーノ・T・ドミンゲス

・GⅢアソシアシオン・デ・クリアドーレス・デ・S. P. C.



最優秀古馬牡馬


アトレティコエルクラーノ(Atlético El Culano)



最優秀短距離馬


ハイーニャピオネイラ(Rainha Pioneira)



最優秀マイラー


アエロトレン(Aero Trem)

(父:シャンハイボビー)


【主な勝利】

・GⅠペドロ・ピニェイルーア



最優秀長距離馬


アトレティコエルクラーノ(Atlético El Culano)



最優秀繁殖牝馬


アレグレベイビー(Alegre Baby)

(父:ヤグリ)


【主な産駒】

・アトレティコエルクラーノ

・ラデルニエーリ



最優秀種牡馬


エクレシアスティック(Ecclesiastic)

勝利数:108勝(1位)

獲得賞金:29,302,406ペソ(1位)