• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

オーペン産駒ディディアがGⅠエンリケ・アセバルで逃げ切り勝ち


写真:Hipódromo San Isidro(@HipodromoSI) https://twitter.com/HipodromoSI/status/1457128223297441798

 11月6日、アルゼンチンのサン・イシドロ競馬場でGⅠエンリケ・アセバル(芝2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。


 ラヴストーリー(Love Story)とボニックスター(Bonic Star)が取り消し、レースは6頭立てで行なわれた。1番人気にはアルゼンチンのオークスにあたるGⅠセレクシオン(ダ2000m - 3歳牝馬)の2着馬④スーペルビジュー(Súper Bijou)が支持された。前哨戦のGⅡを6馬身差で快勝した②ディディア(Didia)が2番人気に推され、ラ・プラタ競馬場のGⅠセレクシオン・デ・ポトランカス(ダ2000m - 3歳牝馬)を勝った⑤ヒットエメリット(Hit Emerit)が3番人気となった。


 好スタートを決めたウィリアム・ペレイラ騎乗のディディアがハナを切り、2番手にスーペルビジューが続いた。ヒットエメリットはやや折り合いに苦労しながら4番手につけた。最後の直線ではディディアが後続を引き離し、そのまま2着に3馬身差をつける圧巻の逃げ切り勝ちをおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分58秒23。2着には中団から脚を伸ばしたヒットエメリットが入り、3着にはスーペルビジューが粘りこんだ。


 ディディアは父オーペン、母デランブリ、その父レインボーコーナーという血統の3歳牝馬。2018年10月26日にアルゼンチンのラ・マニーハ牧場で産まれた。近親には2020年のGⅠラティーノアメリカーノ(芝2000m - 3歳以上)を勝利して南米王者に輝いたテターセ(Tetaze)がいる。


 今年6月21日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。パレルモ競馬場で行なわれたGⅠポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m - 3歳牝馬)では4着に敗れたが、前走のGⅠフェデリーコ・デ・アルベアール(芝1800m - 3歳牝馬)では6馬身差の快勝をおさめていた。通算成績は6戦3勝(重賞2勝)。3歳になってから4戦3勝と好調を維持している。


 次走は12月にサン・イシドロ競馬場で行なわれるGⅠコパ・デ・プラタ(芝2000m - 3歳以上牝馬)を予定している。そこも勝てば年度代表牝馬の座が見えてくる。また、このレースの勝ち馬にはフアイナ、ソブラドーラインク、ジョイカネーラなどと、日本で繁殖入りした馬も多い。ディディアにも同じ未来が待っているかもしれない。




 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.keiba-latinamerica.com/donation