• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アルゼンチン現役最強牝馬ディディアがアメリカに移籍


写真:Hipódromo San Isidro(@HipodromoSI) https://twitter.com/HipodromoSI/status/1469830627453288449

 昨年アルゼンチンの牝馬GⅠを2勝したディディア(Didia)がアメリカに移籍することが分かった。同馬を所有するラ・マニーハ牧場のイグナシオ・パブロフスキー氏が『トゥルフ・ディアリオ(Turf Diario)』に明かした。すでにアメリカで検疫に入っているが、調教師は誰になるかは決まっていない。


 ディディアは父オーペン、母デランブリ、その父レインボーコーナーという血統の3歳牝馬。2018年10月26日にアルゼンチンのラ・マニーハ牧場で産まれた。近親には2020年のGⅠラティーノアメリカーノ(芝2000m - 3歳以上)を制して南米王者に輝いたテターセ(Tetaze)がいる。


 10月末の産まれであるため成長が遅く、デビューから2戦は5着、2着と敗れた。3戦目で初勝利をおさめると、アルゼンチンの1000ギニーであるGⅠポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m - 3歳牝馬)に出走して4着と踏ん張った。芝に戻ったGⅡフェデリーコ・デ・アルベアール(芝1800m - 3歳牝馬)で重賞初勝利をあげると、GⅠエンリケ・アセバル(芝2000m - 3歳牝馬)では2着に3馬身差をつける逃げ切り勝ち。初めての古馬との対決となった前走のGⅠコパ・デ・プラタ(芝2000m - 3歳以上牝馬)でもスタートから軽快に飛ばし、2着に4馬身差をつける快勝をおさめただけでなく、勝ちタイム1分56秒81という芝2000mにおけるアルゼンチンのレコードタイムを樹立した。通算成績は7戦4勝(GⅠ2勝)。


 南米の牝馬では、チリのイナダマス(Y Nada Más)とこの馬が一歩も二歩も抜けている。アメリカでも重賞を勝てる力は充分にあり、今年のBCフィリー&メアターフには駒を進めてくるだろう。


■ GⅡフェデリーコ・デ・アルベアール


■ GⅠエンリケ・アセバル


■ GⅠコパ・デ・プラタ



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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