• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

パレルモ競馬場が海外からの馬券購入を承認

 アルゼンチン競馬が新たな1歩を踏み出した。


 1月29日、アルゼンチンのパレルモ競馬場は会見を開き、同競馬場で行なわれるレースの勝馬投票券が外国から購入できるようになると発表した。アルゼンチンの競馬場では史上初の試みである。


 パレルモ競馬場は収益拡大のためにこれまで様々な取り組みをしてきた。2000年には電話投票システムである「アプサテル(HAPSATEL)」を構築し、2002年には場外馬券売り場である「トゥルフィート(Turfito)」を開設した。また2020年には、新型コロナウイルスによる競馬場への立入禁止と場外馬券売り場の閉鎖に伴い、「ビートゥルフ(Be Turf)」というオンライン投票のプラットフォームを発表した。


 そして今回、海外市場を狙った「コミングル(Commingle)」を導入することが決まった。導入のため、パレルモ競馬場はオーストラリアの賭博会社であるタブコープ社(Tabcorp)と契約を結び、これがブエノスアイレス自治州の賭博を管理する LOTBA に承認された。


 パレルモ競馬場によると、外国からの投票は主に2つのメリットが期待されるという。1つ目が、収益の拡大。配当やレース賞金に新たな資金がもたらされるだけでなく、競馬産業の持続的な発展と成長にも貢献する。2つ目が、アルゼンチンの競馬やサラブレッドに対する認知度を世界的に高められること。これはアルゼンチン競馬産業の国際市場へのさらなる進出につながる。


 国外投票のシステムは、まずはアメリカとカナダを対象に導入されるとのことである。その後はスウェーデン、イギリス、オーストラリア、南アフリカ、フランス、スペインに展開する予定である。会見ではアジア地域への進出の可能性もあると述べられた。





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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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