
木下 昂也(Koya Kinoshita)
アルゼンチンGⅡ馬ファーアウェイラヴがアメリカに移籍
昨年9月にアルゼンチンのパレルモ競馬場で行なわれたGⅡフランシスコ・J・ビーズリーを5馬身差で快勝し、アルゼンチンのオークスにあたるGⅠセレクシオンでも3着に入ったファーアウェイラヴ(Far Away Love)が、アメリカのブリーズ・イージーに購入された。ブリーズ・イージーが SNS で発表し、『トゥルフ・ディアリオ(Turf Diario)』も売却を報じた。今後はアメリカで現役を続ける予定。
ファーアウェイラヴは父ヴァイオレンス、母ファーアウェイアイズ、その父ノットフォーセールという血統の3歳牝馬。2018年7月8日にアルゼンチンのラ・パシオン牧場で産まれた。
2021年8月14日のデビュー戦を5馬身差で快勝すると、次走のGⅡフランシスコ・J・ビーズリーも5馬身差で勝利をおさめた。GⅠセレクシオンで無傷の3連勝を狙ったが、カルタエンブルハーダ(Carta Embrujada)とスーペルビジュー(Súper Bijou)から7馬身以上離された3着に敗れた。通算成績は3戦2勝(重賞1勝)。
この馬が評価されたのは、競走成績よりも血統背景だろう。母のファーアウェイアイズはブルースフォーセール(Blues For Sale)の全妹である。つまり、この馬は2019年のBCディスタフを優勝したブループライズ(Blue Prize)の近親にあたる。ブリーズ・イージーも SNS でそのことを強調している。
■ GⅡフランシスコ・J・ビーズリー
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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