• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

重賞初挑戦の伏兵ドリーマンがGⅠデ・オノールを制す

 4月2日、アルゼンチンのパレルモ競馬場でGⅠデ・オノール(ダ2000m - 3歳以上)が行なわれた。9頭立てとやや寂しい開催となったが、昨年のGⅠヘネラル・サン・マルティン(芝2400m - 4歳以上)を制した⑧スペシャルドバイ(Special Dubai)、前走のリステッド競走を7馬身差で圧勝した3歳馬⑦シャイフレンド(Shy Friend)など、まずまずのメンバーがそろった。


 1番人気の①バンクラフ(Bamb Craf)がハナを切った。③ヘノフォンテスターク(Jenofonte Stark)が2番手を取り、3番手に注目のシャイフレンドがつけた。最後の直線では、先に抜け出そうとするシャイフレンドに、道中は馬群の真ん中で脚を溜めたスペシャルドバイが襲いかかった。しかし、もっとも脚色が良いのは最内から大外に持ち出したクリスティアン・ベラスケス騎乗の8番人気②ドリーマン(Dreaman)だった。残り50mで前をまとめて交わすと、2着スペシャルドバイに1馬身差をつけて勝利した。良馬場の勝ちタイムは2分0秒30。3着はシャイフレンドだった。


 ドリーマンは父ガリカード、母ディジェラマ、その父イークワルストライプスという血統の5歳牡馬。2016年8月30日にアルゼンチンのエル・トゥルフ牧場で産まれた。


 2019年9月6日にデビューすると、デビューから2連勝をおさめた。しかし、その後は目立った成績をあげられなかった。今年に入っても1月の特別競走で4着、2月のハンデ戦で2着と奮わなかったが、初めての重賞挑戦でまさかの一撃を決めた。通算成績は9戦4勝(重賞1勝)。


 父のガリカードはアジアティックボーイ産駒の種牡馬である。2015年よりエル・トゥルフ牧場で種牡馬入りし、これまで64勝をあげているが、今回のGⅠ勝利が重賞初制覇となった。また、同馬を管理するルベン・ソト調教師もGⅠ初制覇である。今後は5月1日にパレルモ競馬場で行なわれるGⅠレプブリカ・アルヘンティーナ(ダ2000m - 3歳以上)を目指すと述べた。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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