• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

2021年アルゼンチン競馬表彰が発表される


写真:Hipódromo San Isidro(@HipodromoSI) https://twitter.com/HipodromoSI/status/1511528497050787841

 4月5日、アルゼンチンの競馬表彰であるカルロス・ペジェグリーニ賞の受賞者が発表された。


 年度代表馬に選ばれたのはキャンパノロジスト産駒のヴィレッジキング(Village King)だった。昨年はアルゼンチン国内で4戦して無傷の4勝。ミゲル・アルフレード・マルティネス・デ・オス、25・デ・マヨ、カルロス・ペジェグリーニとGⅠを3勝するなど、圧倒的な強さを見せつけた。とりわけ、カルロス・ペジェグリーニでの9馬身差圧勝はお見事だった。最優秀古馬牡馬、最優秀長距離馬も同時に受賞した。昨年かぎりで現役を引退し、今シーズンからアルゼンチンのチェナウト牧場で種牡馬入りする。


 ノミネートの段階から一騎打ちの様相を呈していたのが年度代表牝馬である。芝GⅠ2勝のディディア(Didia)と、ダートGⅠ3勝のカルタエンブルハーダ(Carta Embrujada)という2頭の3歳牝馬が競った。軍配はディディアに上がった。昨年は7戦して4勝、GⅠ2勝を含む重賞3勝という成績をあげた。GⅠコパ・デ・プラタでは、1分56秒81という芝2000mのアルゼンチン・レコードを樹立した。最優秀3歳牝馬のタイトルも受賞した。現在はアメリカに移籍し、イグナシオ・コレーアス調教師の下でアメリカ・デビューに備えている。一方、カルタエンブルハーダは日本のノーザンファームに購入され、ヨーロッパに渡ってセントマークスバシリカと交配した。


 最優秀種牡馬にはイークワルストライプス(Equal Stripes)が選出された。2018年、2020年に続いて3度目の受賞となる。2021年は115勝をあげて勝利数で3位、獲得賞金額で2位という結果だったが、GⅠを3勝したのが決定打となった。最優秀古馬牝馬に選ばれた産駒のブルーストライプ(Blue Stripe)は、マルシュロレーヌが勝ったBCディスタフにも出走した。


 騎手大賞には4年連続でフランシスコ・ゴンサルヴェス騎手が選ばれた。昨年は2度の落馬骨折により約4ヶ月間の離脱があったものの、398勝をあげて騎手リーディングに輝き、GⅠナシオナルを含むGⅠ5勝をあげた。今年もすでに100勝を稼いでランキングのトップに君臨している。


 表彰一覧は以下のとおり。


年度代表馬

ヴィレッジキング


年度代表牝馬

ディディア


最優秀2歳牝馬

カルタエンブルハーダ

リンダレベソルタ(Lindalevesolta)

※同率受賞


最優秀2歳牡馬

フィエルアミーゴ(Fiel Amigo)


最優秀3歳牝馬

ディディア


最優秀3歳牡馬

イルウィン(Irwin)


最優秀古馬牝馬

ブルーストライプ


最優秀古馬牡馬

ヴィレッジキング


最優秀短距離馬

リュティエブルース(Luthier Blues)


最優秀マイラー

ズィリオンスターズ(Zillion Stars)


最優秀長距離馬

ヴィレッジキング


最優秀種牡馬

イークワルストライプス


最優秀繁殖牝馬

ヴィラール(Villard)


最優秀母父

オーペン(Orpen)


騎手大賞

フランシスコ・ゴンサルヴェス


最優秀見習い騎手

ロドリゴ・バスクニャン


最優秀調教師

フアン・サルディビア


最優秀馬主

フィルマメント


最優秀生産者

フィルマメント牧場


特別賞

フアン・コレーア

カルロス・エスピノーサ

インフォ・トゥルフ


カルロス・ペジェグリーニ大賞

アボレンゴ牧場



 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2SZ4IYFB3H2AB?ref_=wl_share


【南米GⅠ馬名鑑、発売中です!】

https://note.com/koya_kinoshita/n/n2fa0cd6e260e