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入線後に馬の首を鞭で殴打、ウィリアム・ペレイラ騎手が4日の騎乗停止に

 4月15日のサン・イシドロ競馬場12Rにおいて、②ソイレスペタブレ(Soy Respetable)に騎乗したウィリアム・ペレイラ騎手は、4着入線後に馬の首を鞭で少なくとも2回殴打した。この行為が映像に記録されており、サン・イシドロ競馬場は4月20日の制裁書でウィリアム・ペレイラ騎手を4月30日から5月3日まで騎乗停止にすると発表した。


 しかし、4日という期間が議論を呼んでいる。


 2020年3月9日のパレルモ競馬場9Rで、マルティン・バジェ騎手が3着入線後に騎乗馬の頭を鞭で殴打するという事件があった。事態を重く見たパレルモ競馬場は、バジェ騎手に3ヶ月の騎乗停止処分を科した。それと比べると、今回の処分がいかに乏しいものか分かる。


 メディアからもファンからもサン・イシドロ競馬場の処分に対する不満の声が多くあがっており、今後制裁が再検討されて騎乗停止処分が重くなる可能性もある。


 なお、2015年10月31日の福島競馬場1Rで、2着入線後に馬の顔を鞭で殴打した日本の横山和生騎手は騎乗停止もなく戒告で済んでいる。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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