• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ラバリダーダがGⅠクリアドーレスを勝利してBCディスタフの優先出走権を獲得


写真:Todo Galope https://www.instagram.com/p/CdCDd_LJV6S/?igshid=YTgzYjQ4ZTY=

 5月1日、アルゼンチンのパレルモ競馬場でGⅠクリアドーレス(ダ2000m - 3歳以上)が行なわれた。本来は12頭立てだったが、有力馬の1頭だったベルデピパン(Verde Pipán)がゲート入りを嫌がって競走除外となり、11頭で争われた。GⅡで2着がある⑪サマーラエ(Summer Rae)、前走GⅠヒルベルト・レレーナ(芝2200m - 3歳以上牝馬)で3着だった⑨ソンデラネグラ(Son De La Negra)、同レース2着だった③エメリットクラフ(Emerit Craf)が上位人気を形成した。


 ソンデラネグラが先手を取ったが、向こう正面で⑦プーラベルダー(Pura Verdad)がハナを奪った。馬群はほぼ一団で4コーナーを回ると、ゴール前では内のサマーラエ、中のエメリットクラフ、外の④ラバリダーダ(La Validada)の3頭による大接戦となった。この争いをハナ差で制したのは、グスタボ・カルベンテ騎乗の8番人気ラバリダーダだった。2着はサマーラエ、3着はエメリットクラフだった。良馬場の勝ちタイムは2分0秒54。


 ラバリダーダは父ヴァリッドストライプス、母ラスボルディナーダ、その父サンダーガルチという血統の4歳牝馬。2017年8月24日にアルゼンチンのドン・ジャージョ牧場で産まれた。


 2020年2月8日のデビューを白星で飾ると、コロナによる開催中断明けの8月に早くも2勝目をあげた。2000ギニーにあたるGⅠポージャ・デ・ポトランカス(ダ1600m - 3歳牝馬)で2着、オークスにあたるGⅠセレクシオン(ダ2000m - 3歳牝馬)で4着と好走したが、後にドーピング違反で失格、出走停止処分を科された。翌年6月に復帰し、7月のGⅢで重賞初制覇を果たした。今年は4月のGⅡパセアナ(芝1800m - 3歳以上牝馬)で始動して5着となり、今回の激闘を制してGⅠ初勝利をおさめた。通算成績は11戦5勝(重賞2勝)。


 GⅠクリアドーレスを勝利したことにより、ラバリダーダには11月にアメリカのキーンランド競馬場で行なわれるBCディスタフの優先出走権が与えられた。昨年の勝ち馬ブルーストライプ(Blue Stripe)は招待を受諾して、マルシュロレーヌの7着だった。まだ馬主から発表はないが、もしラバリダーダが権利を行使すれば、再びアルゼンチン馬がBCディスタフに挑むことになる。




 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2SZ4IYFB3H2AB?ref_=wl_share


【南米GⅠ馬名鑑、発売中です!】

https://note.com/koya_kinoshita/n/n2fa0cd6e260e