• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ドゥラッツォが初ダートを難なく克服しGⅠエストレージャス・クラシックを制覇


ドゥラッツォ(Durazzo)
写真:Pasión Turfística https://pasionturfistica.com.ar/durazzo-con-autoridad-en-el-gran-premio-estrellas-classic-g1/

 6月25日、アルゼンチンのパレルモ競馬場でGⅠエストレージャス・クラシック(ダ2000m - 3歳以上)が行なわれた。


 8頭立てとやや寂しい開催となったが、有力馬3頭による対決は見物とされた。GⅠ25・デ・マヨ(芝2400m - 3歳以上)を5馬身差で制し、今回が初ダートとなる3歳牡馬①ドゥラッツォ(Durazzo)が1番人気に推された。GⅡ勝ちの実績があり、昨年のダービーでも人気になった良血馬⑥シャイフレンド(Shy Friend)が2番人気、GⅠレプブリカ・アルヘンティーナ(ダ2000m - 3歳以上)を人気薄ならが勝利した④ニエーヴル(Nievre)が3番人気となった。


 ⑦ワンダフルキー(Wonderful Key)が一度はハナに立ったが、向こう正面でニエーヴルが先頭に立ってレースを引っ張った。シャイフレンドは外目の2番手につけ、それをマークするようにドゥラッツォが追走した。直線に入ったところでフランシスコ・ゴンサルヴェス騎乗のドゥラッツォが抜け出すと、道中は中団やや後ろにいた③コディアクボーイ(Kodiak Boy)の追い込みを1馬身差しのいで勝利した。良馬場の勝ちタイムは2分0秒74。3着には最下位人気の⑤ペペジョイ(Pepe Joy)が入った。


「我々にとっても馬にとっても挑戦の1戦だった。間隔も前走から1ヶ月だし、ダートも初めてだった。馬場よりも展開のほうを気にしていた。前走のような派手な勝ち方はできなかったが、能力の高さを示すことができた。ドゥラッツォの走りに満足している」と、同馬を管理するルベン・キローガ調教師は述べた。


 ドゥラッツォは父フォーティファイ、母ダレルンファ、その父ダルハートという血統の3歳牡馬。2018年8月31日にアルゼンチンのマリーアス・デル・スル牧場で産まれた。母のダレルンファ(Dale Lunfa)は2003年のGⅠエストレージャス・ジュヴェナイル・フィリーズの勝ち馬である。


 今年から力をつけた上がり馬である。2021年は3戦して1勝しかあげられなかったが、今年3月16日のリステッド競走を勝利すると、4月22日のGⅢポルテーニョで重賞初勝利をあげた。前走のGⅠ25・デ・マヨ(芝2400m - 3歳以上)を5馬身差で快勝してGⅠ初勝利。今回のエストレージャス・クラシックはキャリア初のダート戦となったが、これをあっさり乗り越えてGⅠ連勝を果たした。通算成績は8戦5勝(重賞3勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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