
木下 昂也(Koya Kinoshita)
アルゼンチンのラス・ライーセス牧場が解散、最終セールを開催
アルゼンチンでまた1つ生産牧場が消える。
ブエノスアイレス州のカピタン・サルミエントにあるラス・ライーセス牧場が解散を発表した。同牧場が所有している繁殖牝馬、現役馬、生産馬は、アルゼンチンのセールサイトである "ArgSales" を通じてオンラインセールに上場される。
ラス・ライーセス牧場は、フェデリーコ・カラコーチェ氏が旧ロス・サウセス牧場の施設をベースに作った生産牧場である。2012年に開業し、2016年に生産馬がデビューした。2017年には生産馬フォーティーワン(Forty One)でGⅠヘネラル・サン・マルティン(芝2400m - 4歳以上)を優勝した。
しかし、今年5月20日に思いもよらない出来事が起こった。カラコーチェ氏が交通事故で亡くなったのである。運営者を失ったラス・ライーセス牧場は10年も経たずに解散が決まった。2022年7月7日時点での通算成績は1254戦132勝。
セールには75頭が上場される。その中には、GⅢを2勝したラハビエラ(La Javiera)、名母サウスニーナの娘ピュアニベア(Pure Nivea)、2020年のGⅠエンリケ・アセバルで2着だったフォーティーチンクエ(Forty Cinque)などが含まれる。カタログは こちら から閲覧できる。
■ 2017年GⅠヘネラル・サン・マルティン
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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