• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ドニャジェルバが鮮やかな差し切り勝ちでGⅠ1000ギニーの混戦を断ち切る


ドニャジェルバ(Doña Yerba)
写真:Hipódromo San Isidro(@HipodromoSI) https://twitter.com/HipodromoSI/status/1556038363056152576

 8月6日、アルゼンチンのサン・イシドロ競馬場でGⅠ1000ギニー(芝1600m - 3歳牝馬)が行なわれた。


 出走10頭中、重賞馬は⑧セニョーラコレーガ(Señora Colega)だけという大混戦となった。GⅠデ・ポトランカスで2着だった④リンダフロールラビオレタ(Lindaflor La Violeta)、3着だった⑦リアラー(Rihallah)、GⅠエストレージャスJFで3着となったアグネスゴールド産駒の⑤マギーメイ(Maggie May)にチャンスがあると思われた。


 リンダフロールラビオレタがハナを切り、2番手に③コサーカ(Kosaka)がつけた。直線の手前で1番人気のリアラーが手ごたえよく上がっていき、先頭をうかがった。しかし、道中は中団やや後ろに控えていたウィリアム・ペレイラ騎乗の②aドニャジェルバ(Doña Yerba)が、鋭い末脚で残り300m地点で前を捉えると、同じく追い上げてきたアグネスゴールド産駒の⑤aミリオンリーズンズ(Million Reasons)に3 1/2馬身をつける快勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分35秒07。3着はリアラーだった。


「調教のときから走りは良かったし、今日は課題も克服して持っている能力を出してくれた。将来を期待できる素晴らしい牝馬である。自分を信頼して手綱を任せてくれたチームのみんなに感謝したい」と、鞍上のウィリアム・ペレイラ騎手は述べた。


 ドニャジェルバは父イルカンピオーネ、母ドニャホジータ、その父オーペンという血統の3歳牝馬。2019年8月1日にアルゼンチンのサン・ベニート牧場で産まれた。2017年からアルゼンチンで種牡馬入りした父のイルカンピオーネは、これが産駒のGⅠ初制覇である。


 2022年2月13日にデビューし、前走3月22日の2戦目で初勝利をあげた。今回はそのとき以来5ヶ月ぶりの出走だったが、見事な末脚で有力馬不在の混戦を断ち切った。通算成績は3戦2勝(重賞1勝)。なお、5ヶ月という休養期間を挟んでの勝利は、レース史上最長とのことである。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)


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