• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

リュティエブルース、敗れる!GⅢパラグアイはラブラードが勝利


ラブラード(Labrado)
写真:Juan Ignacio Bozzello

 8月20日、アルゼンチンのパレルモ競馬場でGⅢパラグアイ(ダ直1000m - 3歳以上)が行なわれた。GⅠ並に注目を集めた1戦となった。


 直線1000mで10連勝中の絶対王者①リュティエブルース(Luthier Blues)と、前走2歳GⅢを11馬身差で圧勝した3歳の新星④ラブラード(Labrado)の対決となった。共にルブルース産駒であり、人気はリュティエブルースが1.2倍で1番人気、ラブラードが3.8倍で2番人気に支持された。


 ラブラードは好スタートを切ったが、リュティエブルースはいつものようにまずまずのスタートだった。2頭は馬場の中央からやや外に進路を取った。一時はリュティエブルースが突き抜けそうな気配を見せたが、ラブラードもしぶとく抵抗してよく伸び、リュティエブルースに1馬身の差をつけて勝利した。短距離王を倒した鞍上のウィルソン・モレイラ騎手は、まるでGⅠを勝ったかのようにガッツポーズを繰り返した。良馬場の勝ちタイムは53秒90。3着は⑤ロレンソライ(Lorenzo Rye)だった。


「とても嬉しい。斤量を落とすのに苦労したからその分喜びも大きい。調教から良い動きはしていたが、今回は最強の相手が出ていたし、どうなるか未知数だった。でも、能力の高い馬であることを示してくれた。タイムも良かった」と、鞍上のウィルソン・モレイラ騎手は述べた。


 ラブラードは父ルブルース、母サブリーナランド、その父セビヘイローという血統の3歳牡馬。2019年7月9日にアルゼンチンのエル・パライソ牧場で産まれた。


 2022年5月30日のデビュー戦を白星で飾ると、2戦目のGⅢエストレージャス・ジュニオール・スプリント(ダ直1000m - 2歳)では11馬身差の圧勝をおさめた。7月で3歳になったばかりの若駒だが、6kgという古馬との斤量差を活かし、見事にリュティエブルースの連勝を止めた。通算成績3戦3勝(重賞2勝)。


 敗れたリュティエブルースを所有するワルテル・ロルダン氏は Instagram にて「皆さんご存じのように、リュティエブルースはGⅢパラグアイに出走してラブラードの2着に敗れた。心配してくれるフォロワーのために伝えたいのは、リュティエブルースはレース後も無事だということである。ラブラードの陣営を祝福したい」と述べた。




 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)


【連絡先】

Twitter : @koyakinoshita24

Instagram : @kinoshita_koya1024

Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com


【サポート】

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2SZ4IYFB3H2AB?ref_=wl_share


【南米GⅠ馬名鑑、発売中です!】

https://note.com/koya_kinoshita/n/n2fa0cd6e260e