• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アルゼンチンで大活躍したインクルードが心臓疾患のため安楽死


インクルード(Include)
写真:Airdrie Stud / Bill Straus https://www.airdriestud.com/horses/include.html


 アメリカのエアドリー・スタッドで繋養されていたインクルード(Include)が、心臓疾患の悪化により安楽死となった。25歳だった。9月5日にアメリカの競馬メディア『サラブレッド・デイリー・ニューズ(THOROUGHBRED DAILY NEWS)』が報じた。


「インクルードの状態は悪化していき、良からぬ結末を迎えそうな徴候を示していた。非常に難しい決断ではあったが、馬のことを考えて最善の行動を取ることにした」と、エアドリー・スタッドのブレット・ジョーンズ氏は述べた。


 インクルードは父ブロードブラッシュ、母イレリア、その父ストップザミュージックという血統で、1997年2月6日にアメリカのメリーランド州で産まれた。現役時代には2001年のGⅠピムリコ・スペシャルHを制すなど、重賞3勝の活躍を見せた。


 2002年10月のレースを最後に現役を引退し、2003年からエアドリー・スタッドで種牡馬入りした。アルゼンチンにもシャトルされ、2009年から2011年まではラ・ビスナーガ牧場で、2013年はラ・プロビデンシア牧場で供用された。2021年に心臓の問題を抱えていることが判明し、同年秋に種牡馬を引退した。


 アルゼンチン・スタッドブックによると、アルゼンチンでは計354頭の産駒を残し、そのうち280頭が競走馬としてデビューした。2022年9月5日時点での通算成績は4544戦532勝。5頭のGⅠ馬を輩出し、GⅠを計7勝した。また、2015年には種牡馬リーディングを獲得し、その年のアルゼンチン最優秀種牡馬に選出された。


 アルゼンチンのインクルード産駒には必ず○○インク(○○ Inc)という名前がつけられた。ソシオロガインク(Socióloga Inc)、ソブラドーラインク(Sobradora Inc)、ボカインク(Boca Inc)、サンバインク(Samba Inc)、ドンインク(Don Inc)の5頭がGⅠ馬であり、ソシオロガインクとソシオロガインクは日本に繁殖牝馬として導入された。前者はエスティファームにいたが2021年に亡くなり、後者は現在ノーザンファームで繋養されている。


■ ドンインクが勝ったGⅠ25・デ・マヨ



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