• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ウナアラバレーラがGⅠセレクシオン・デ・ポトランカスを快勝し、74年ぶりの快挙を達成


ウナアラバレーラ(Una Arrabalera)
写真:Hipódromo La Plata(@Hipodromo_LP) https://twitter.com/Hipodromo_LP/status/1574856868031303693


 9月27日、アルゼンチンのラ・プラタ競馬場でGⅠセレクシオン・デ・ポトランカス(ダ2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。このレースはラ・プラタ競馬場のオークスに相当する。


 GⅠポージャ・デ・ポトランカスを制した①ウナアラバレーラ(Una Arrabalera)が単勝オッズ1.40倍の1番人気に指示された。以下、前哨戦のGⅢを勝った⑦エンダリー(Enderly)が3.45倍、GⅠで掲示板経験なる③ドニャナイフ(Doña Naif)が4.85倍と続いた。この3頭が抜けて人気を背負った。


 主戦のフランシスコ・ゴンサルヴェス騎手を背に絶好のスタートを決めたウナアラバレーラがハナを切った。1馬身ほど後ろで②ケコサセリア(Que Cosa Seria)と⑤ジョイローズ(Joy Rose)が並んで2番手を追走した。ウナアラバレーラは道中をリズム良く進めると、直線で後続を楽々と引き離して4馬身差の快勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは2分8秒24。2着にはエンダリーが入り、3着は4番人気のジョイローズだった。


「非常に能力の高い牝馬。世代No.1の牝馬だと思っている。リズムを保って道中を運びたいと考えていたが、幸運にもそうすることができた。直線では楽に差を広げていった。まだ天井を見せておらず、将来も期待できる」と、鞍上のフランシスコ・ゴンサルヴェス騎手は述べた。


 ウナアラバレーラは父シマドトリオンフ、母ルシンダヘイロー、その父サザンヘイローという血統の3歳牝馬。2019年8月22日にアルゼンチンのレナセール牧場で産まれた。


 2021年12月13日にのデビュー戦を白星で飾った。2歳時にはラ・プラタ競馬場の重賞を3勝して世代の注目馬と見なされた。2走前にラ・プラタ競馬場のGⅡポージャ・デ・ポトランカスを制すと、前走パレルモ競馬場で行なわれたGⅠポージャ・デ・ポトランカスでGⅠ初勝利をおさめた。通算成績は11戦7勝(重賞6勝)。


 ウナアラバレーラはこれでラ・プラタ競馬場のポージャ・デ・ポトランカス、パレルモ競馬場のポージャ・デ・ポトランカス、ラ・プラタ競馬場のセレクシオンを優勝した。この3つのレースを勝った馬は、1946年のニーニャブルハ(Niña Bruja)、1948年のエンペニョーサ(Empeñosa)の3頭しかおらず、実に74年ぶりの快挙である。


 次走について明言はされていないが、10月8日にパレルモ競馬場で行なわれるGⅠセレクシオン(ダ2000m - 3歳牝馬)に登録している。間隔は短いが、おそらく出走するだろう。ラ・プラタ競馬場&パレルモ競馬場の牝馬2冠なるか?




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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