• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

3歳馬ラブラードがGⅠスイパチャを勝利して新たな短距離王に


ラブラード(Labrado)
写真:Hipódromo San Isidro(@HipodromoSI) https://twitter.com/HipodromoSI/status/1581476708238077952


 10月15日、アルゼンチンのサン・イシドロ競馬場でGⅠスイパチャ(芝直1000m - 3歳以上)が行なわれた。


 GⅠデーでもっとも注目を集めるレースとなった。千直の絶対王者④リュティエブルース(Luthier Blues)と、そのリュティエブルースを前走で破った3歳の新星⑦ラブラード(Labrado)が再び激突する。前者が1.95倍で1番人気、後者が2.40倍で2番人気となった。リュティエブルースが勝てば、アルゼンチンで行なわれる5つの直線1000mのGⅠを完全制覇という快挙となる。


 7頭そろったスタートを決めた。ラブラードが馬場の外目を通って先頭を走り、リュティエブルースが馬場の中央から2番手を追走した。ウィルソン・モレイラ騎乗のラブラードは終始手応え抜群だったが、リュティエブルースはやや重い走りで伸びを欠いた。レースはラブラードがそのまま逃げ切った。良馬場の勝ちタイムは55秒51。リュティエブルースは3番人気の⑤ルディートリガー(Rudy Trigger)にも交わされて3着に敗れた。


「芝をこなせるのかは未知数だったが、馬は日々成長しているし、センスの良さを見せてくれた。芝でも勝てることが分かった。この後はGⅠマイプー(ダ直1000m - 3歳以上)からGⅠフェリクス・デ・アルサガ・ウンスエー(芝直1000m - 3歳以上)という路線を考えている」と、管理するアンヘル・ボネット調教師は述べた。



 ラブラードは父ルブルース、母サブリーナランド、その父セビヘイローという血統の3歳牡馬。2019年7月9日にアルゼンチンのエル・パライソ牧場で産まれた。


 2022年5月30日にデビューすると、連勝でGⅢエストレージャス・ジュニオール・スプリントを優勝した。前走のGⅢパラグアイでは絶対王者リュティエブルースを撃破。今回は初めての芝のレースだったが、またもやリュティエブルースを倒した。短距離王の座は完全にこちらに移った。通算成績は4戦4勝(重賞3勝)といまだに無敗である。




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