• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ドンエンペーニョがGⅠホアキン・V・ゴンサーレスを8馬身差で圧勝


ドンエンペーニョ(Don Empeño)
写真:Hipódromo La Plata(@Hipodromo_LP) https://twitter.com/Hipodromo_LP/status/1594092389399810051


 11月19日、アルゼンチンのラ・プラタ競馬場でGⅠホアキン・V・ゴンサーレス(ダ1600m - 3歳以上)が行なわれた。


 ②bハティム(Hatim)が取り消して10頭で争われた。ダートのマイル戦を6連勝中の⑧ドンエンペーニョ(Don Empeño)が1番人気に支持された。前走は芝のマイルGⅠサン・イシドロで2着と好走。レース連覇に向けて視界良好である。


 2番手以下は大混戦。重賞2勝の実績がある②アスパベント(Aspavento)が2番人気に推された。アルゼンチン唯一のカリフォルニアクローム産駒⑥ゴークロームゴー(Go Chrome Go)にもチャンスがある。前走のリステッド競走を勝ってここに臨む。


 ゴークロームゴーがハナを切った。ドンエンペーニョは少し押して2番手のポジションを取りにいった。なお、⑤ベルーゴ(Berugo)は発馬からしばらくして外に逸走し、そのまま競走中止となった。


 逃げたゴークロームゴーが先頭のまま直線に入ったが、ウィリアム・ペレイラ騎乗のドンエンペーニョが2番手から抜け出すと、後続を楽々と突き放して8馬身差の圧勝をおさめた。良馬場の勝ちタイムは1分36秒04。2着にはゴークロームゴーが粘り、さらに1馬身離れた3着は③エボレボルトーソ(Evo Revoltoso)だった。


「私たちにたくさんの喜びや感動を与えてくれる立派な馬。ドンエンペーニョのことを心から愛している。今日のようなパフォーマンスを見られて幸せ。チームには結束力がある。彼らの仕事に感謝したい」と、馬主・生産者であるサン・ベニート牧場のマヌエラ・バソンブリーオ女史は述べた。



 ドンエンペーニョは父イクスチェンジレート、母ドニャレイ、その父オーペンという血統の6歳牡馬。2016年9月21日にアルゼンチンのサン・ベニート牧場で産まれた。母のドニャレイ(Doña Rey)は直線1000mのGⅠを2勝し、2011年のアルゼンチン最優秀短距離馬に選出された名牝である。


 昨年6月17日のGⅡ25・デ・マヨ・デ・1810を勝ってから、これでダート・マイルの重賞を7連勝となった。この路線では無類の強さを誇っている。去年は1 1/2馬身差だった着差を今年は8馬身まで広げ、2015,16年と連覇したファンタスティックフォー(Fantastic Four)以来となるレース史上2頭目の連覇を達成した。


 次走については未定だが、12月17日のGⅠホアキン・S・デ・アンチョレーナ(芝1600m - 3歳以上)に向かうだろう。マイル路線にはもう1頭マリブースプリング(Malibú Spring)という強い馬がおり、もしかしたら直接対決が見られるかもしれない。




内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

Instagram : @kinoshita_koya1024

Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com