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  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

GⅠ2勝の名牝ウナアラバレーラが日本で繁殖入り


ウナアラバレーラ(Una Arrabalera)
写真:studtintaroja(@studtintaroja) https://twitter.com/studtintaroja/status/1608896605180301313

 またも優秀なアルゼンチン牝馬が日本で繁殖牝馬となる。


 今年アルゼンチンの3歳牝馬GⅠを2勝したウナアラバレーラ(Una Arrabalera)が、繁殖牝馬として日本に売却された。同馬を所有するティンタ・ロハが明らかにした。


 筆者の取材に対してティンタ・ロハは「代理人を介しての交渉なので、最終的な購入者が誰なのかは分からない。この後はアメリカのマイアミへ飛ぶ。検疫を済ませた後、アメリカの種牡馬と種付けをしてから日本に渡る予定となっている。アラバレーラのすべてに感謝したい。良い旅になることを願っている」と明かした。



 ウナアラバレーラは父シマドトリオンフ、母ルシンダヘイロー、その父サザンヘイローという血統の3歳牝馬。2019年8月22日にアルゼンチンのレナセール牧場で産まれた。


 2021年12月13日のデビュー戦を白星で飾った。2歳時にはGⅢデルリ・A・ゴメス、GⅢフォルトゥナート・ダミアーニ、GⅢアンドレス・S・トーレスとラ・プラタ競馬場の2歳牝馬重賞を3連勝した。


 3歳となった8月11日には、ラ・プラタ競馬場の1000ギニーにあたるGⅡポージャ・デ・ポトランカスを勝利した。9月3日にはアルゼンチンの1000ギニーにあたるパレルモ競馬場のGⅠポージャ・デ・ポトランカスに出走し、直線で内から抜け出して勝利した。ラ・プラタ競馬場のポージャ・デ・ポトランカスとパレルモ競馬場のポージャ・デ・ポトランカスのどちらも勝利した馬は、1977年にGⅠに格付けされて以降、ウナアラバレーラが初めてである。それ以前を含めても、1946年のニーニャブルハ(Niña Bruja)、1948年のエンペニョーサ(Empeñosa)、1955年のチャピネータ(Chaineta)の3頭しか達成していない非常に珍しい記録である。


 9月27日にはラ・プラタ競馬場のオークスにあたるGⅠセレクシオン・デ・ポトランカスに出走し、これを4馬身差で快勝した。ラ・プラタ競馬場のポージャ・デ・ポトランカス、パレルモ競馬場のポージャ・デ・ポトランカス、ラ・プラタ競馬場のセレクシオン・デ・ポトランカスという3競走を勝った馬は、これまで1946年のニーニャブルハ(Niña Bruja)、1948年のエンペニョーサ(Empeñosa)の2頭しかおらず、実に74年ぶりの快挙だった。


 その後は11月5日にサン・イシドロ競馬場で行なわれたGⅠエンリケ・アセバルで芝に挑むはずだった。しかし、レース前に熱発を起こして無念の回避となった。通算成績は11戦7勝(重賞6勝)。GⅠ2勝と74年ぶりの快挙という実績により、2022年アルゼンチン最優秀3歳牝馬の座が有力視されている。


■ GⅠポージャ・デ・ポトランカス


■ GⅠセレクシオン・デ・ポトランカス



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

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