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アルゼンチンの良血馬サントディオスがアメリカに移籍


サントディオス(Santo Dios)
写真:Juan Igunacio Bozzello

 GⅠホアキン・S・デ・アンチョレーナで2着と好走したサントディオス(Santo Dios)が、アメリカに移籍することが決まった。アルゼンチンの競馬メディア『トゥルフ・ディアリオ(Turf Diario)』が報じた。渡米は来週を予定している。


 アメリカではチリ人のマルセロ・ポランコ調教師の管理馬となる。ポソ・デ・ルナの所有でポランコ調教師の管理という陣営は、GⅠクレメント・L・ハーシュを優勝し、BCディスタフで2着になったブルーストライプ(Blue Stripe)と同じである。



 サントディオスは父イージングアロング、母サフリッジ、その父ホースチェスナットという血統の4歳牡馬。2018年11月17日にアルゼンチンのポソ・デ・ルナ牧場で産まれた。


 アルゼンチンを代表する良血馬である。全兄のサジェスティヴボーイ(Suggestive Boy)はラウール・イ・ラウール・E・シュヴァリエ、エストレージャス・ジュヴェナイル、2000ギニー、ジョッキークルブとアルゼンチンGⅠを4勝。その後アメリカに移籍し、2013年のGⅠフランク・E・キルロー・マイルSを優勝した。全姉のサトゥルティー(Subtlety)も重賞2勝をあげた。


 アルフレード・ガイタン調教師の管理馬として2021年4月10日にデビューし、2戦目を7馬身差で圧勝して初勝利をあげた。重賞勝ちはないが、2022年12月17日にサン・イシドロ競馬場で行なわれたGⅠホアキン・S・デ・アンチョレーナに出走し、サトゥ(Satu)の驚異的なレコード勝ちの2着と好走した。通算成績は8戦3勝。


■ 初勝利をあげた2戦目


■ GⅠホアキン・S・デ・アンチョレーナ(2着)



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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