top of page

アルゼンチン産馬プエルトマンサーノが南アフリカでGⅠ2勝目をあげる

 4月29日に南アフリカのターフフォンテン競馬場で行なわれたGⅠWSBプレミアズ・チャンピオンズ・チャレンジ(芝2000m - 3歳以上)は、キーガン・デ・メロ騎乗のアルゼンチン産馬①プエルトマンサーノ(Puerto Manzano)が勝利した。直線で最内から伸びてきたプエルトマンサーノは、ゴール寸前で⑨セカンドベース(Second Base)をわずかに差し切った。勝ちタイムは2分7秒13。


 プエルトマンサーノは父シークアゲイン、母ポセーラ、その父オーペンという血統の5歳騙馬。2017年8月31日にアルゼンチンのカランパンゲ牧場で産まれた。半兄には2017年のGⅠエストレージャス・ジュヴェナイルを勝ち、その年のアルゼンチン最優秀2歳牡馬に選出されたプエルトレアル(Puerto Real)がいる。



 2歳時にアルゼンチンから南アフリカに輸出された。2020年9月26日のデビュー戦を白星で飾ると、3歳時は6戦4勝、2着2回と活躍した。


 なかなか重賞を勝つことはできなかった。しかし、2022年4月2日のGⅠホース・チェスナットSで2着、4月20日のGⅠWSBプレミアズ・チャンピオンズ・チャレンジで3着と好走すると、6月12日のGⅢジュビリーSで待望の重賞初勝利をおさめた。


 2022年10月29日のGⅡアライド・スティールロード・マイルで2着を挟み、11月26日のGⅠサマー・カップに出走した。これを見事に勝利してGⅠ初制覇を飾った。1999年のエルピチャ(El Picha)、2002年のイヴェンチュアイル(Eventuail)以来、アルゼンチン産馬としては20年ぶり3頭目となるGⅠサマー・カップ優勝だった。


☞☞☞ アルゼンチン産馬プエルトマンサーノが南アフリカGⅠサマー・カップを優勝


 今年は1月2日のGⅢを勝利して好スタートを切るも、3月4日のGⅢで12着、4月1日のGⅠホース・チェスナットSで7着と大敗した。巻き返しを狙った今回で写真判定の勝利をおさめ、通算成績は22戦8勝とした。


 

☆チリの名種牡馬ヒューソネット(Hussonet)の名前がつけられたチリワインが日本でも購入できます。ぜひお試しあれ!


 



内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

  • X
  • Instagram
  • スレッド
  • note
  • Amazon
  • Ko-fi

CATEGORY

bottom of page