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ラ・プラタ競馬場で3名の調教師がドーピング違反により長期資格停止に

 5月30日にアルゼンチンのラ・プラタ競馬場が発表した裁決書によると、フアン・ベラ調教師、エドゥアルド・コスタ調教師、アルベルト・シマール調教師の3名に長期の資格停止処分が下された。


 4月18日のラ・プラタ競馬場12Rで1着入線を果たしたアマンテデスペチャーダ(Amante Despechada)は、レース後の検査でデキサメタゾンの陽性反応が出た。これにより、同馬を管理するフアン・ベラ調教師には2023年5月22日から2023年7月21日まで2ヶ月の資格停止が言い渡された。また、アマンテデスペチャーダはレースを失格となり、2023年6月21日まで1ヶ月の出走停止となった。



 3名の中でもっとも長い期間の資格停止となったのがエドゥアルド・コスタ調教師である。4月13日のラ・プラタ競馬場12Rで2着に入線した管理馬のスカルプチャー(Sculpture)からクレンブテロールが検出された。コスタ調教師は2023年5月13日から2024年2月12日まで9ヶ月の資格停止となり、スカルプチャーも2023年7月12日まで出走することができなくなった。もちろんレースは失格である。


 アルベルト・シマール調教師は2023年5月23日から2023年8月22日まで3ヶ月の資格停止処分となった。4月23日のラ・プラタ競馬場12Rで1着になったデクレアリングラヴ(Declaring Love)からアンチピリンが検出された。なお、デクレアリングラヴは1月19日のレースでもドーピング失格となっており、短期間で2度目の失格となった。


 この裁決書には他にも、ラモン・フレーデス調教師がメトカルバモールの陽性反応で、ダビド・ディアス調教師がリドカインの陽性反応でそれぞれ調査中であることも書かれている。アルゼンチン・ドーピング祭りに終わりはない。


 

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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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